769 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:21/04/06(火)14:07:55 ID:qs.pt.L1
凄い話の後で気が引けます。しょぼい思い出ですみません。
今日は交代での有休消化日で、部屋の片づけが終わったんでベランダ出て紅茶飲んでたら電線にカラスがいたので思い出した。
私が生まれたのは地方都市で、市街地を離れるとのどかな田園風景が広がる田舎。そして私が小3の時、きっかけは忘れたがクラスの
女子グループにハブられ苛められ、身体的な暴力は無かったが暴言や無視が続き、毎日一人で半泣きになりながら帰ってた。
ある時、帰宅途上の道端で黒い塊が動いてて何やらギャーグワー声を上げていた。近寄ると一羽のカラスが足と片方の羽に細い
紐が巻き付き、もがいたのか団子のようになってた。 私は刺激しないように近づくと、カラスは威嚇して禿しく暴れたが、
既に団子になってるからワサワサ転がるだけで、とりあえず図画工作用の道具箱からカッターナイフを出して
「静かにしたら外してあげるから」と声を掛けながらカッターナイフで何か所か切ったら、カラスは大人しくなり、静かに
私が切るのを見てて最後、足に食い込んでた紐を外すと私の顔を覗き込むようにするので、給食で食べきれず持ち帰ってた
コッペパンを思い出し、ランドセルから出して千切ってあげた。
気が付いたら私の真上の電線に、8羽程カラスがいて、私と転がってたカラスを静かに見てた。ちょっとビビりながらゆっくり離れ
「じゃーねー」と家に帰った。転がってたカラスは私を見てた。
次の日から私が帰る道にカラスがいて「カー?」と鳴くのでコッペパン(食べるのが遅かったので毎日半分ほど残してた)を道端に投げ
離れてから振り返るとカラスが食べてるのを見て、何故か安心した。私は孤独で、カラスが毎日帰りに待ってるのが嬉しかった。
そんなある日、帰宅中に何かの用事で私をハブってた女子3人程が私の後からついてきてて、私の悪口を言いながら小石等を私の
ランドセルに当てたりしてて、早足で帰ってたら、ランドセルを引っ張られ後ろに転けた。怖いし痛くて声を上げて泣いたら
走って逃げた女子達が、数十メートル先で私の悪口を言って笑ってる中、黒い集団が女子達を襲いだした。いつものカラスが
仲間を連れ女子達の頭にぶつかったりギャーグワー騒いで登校帽を足で掴んでたりしてて、女子達は悲鳴を上げて逃げだした。
私はその光景が突然過ぎて、ぼーっと見てたら逃げてった女子の後、カラスが一羽飛んできて、私の前に降り、顔を覗き込むので
何時ものようにコッペパンをあげた。しばらくしたら4羽程のカラスが私が千切ったパンをついばんでた。
次の日から私の通う小学校の正門塀の上にはカラスが2~3羽止まりだし、私が帰宅するのに合わせ、護衛の様について飛ぶようになり
私はクラスメイト達や学校の他学年の生徒間で「魔女」というあだ名を貰った。そして私を苛めていたグループトップにいた女子の
住むマンションはカラスのフン害で有名になり、鳥害防止ネットを張ったらしい。
結局私が中学を卒業するまで(小中が一緒の小さい学校だった)カラスの護衛は続き、卒業式の後、関西の伯母宅から高校へ通う事に
なっていたので、卒業式が終わった次の日、私はスナックパンを数袋抱え通学路のいつもカラスがいる所に行き、いつも通りに
仲良くなったカラス達にスナックパンを上げながら「もう来ないよ、今までありがとうね」と話しかけたら、一番懐いてたカラスが
静かに私の顔をじっと見て一言「カー」と鳴いた。多分「分かった」と言ったんだろうな、と思って「じゃあね」と言い帰った。
私が伯母宅から高校・大学に通い就職し独り暮らしを始め数年後、休みの日に買い物に行った帰り道、近所の公園に行ったら鳩や
カラスがいたのでちょっと休憩ついでに買ったスナックパンをちぎってあげたら、カラスが数羽集まって来て口々に「カーグワー」と
鳴き出し、周りの人に注目され、そういえば野鳥に餌はダメだったと思い出し「ごめんね」と立ち去ろうとしたら、一羽のカラスが
私の前で、何時かのカラスの様に顔を傾けながら覗き込むように見て「カー?」と鳴いた。
次の日、住んでたアパートのそばの電線の上に10数羽のカラスがいて、マジでびびった。私を見て1羽が「カー?」と鳴いたら、一斉に
「カー?」と鳴き出し、慌てて走って出勤した。それからはカラスは見なくなった。
今は転職し違う地方に移ったが、たまにカラスを見ると懐かしく思い出す。
凄い話の後で気が引けます。しょぼい思い出ですみません。
今日は交代での有休消化日で、部屋の片づけが終わったんでベランダ出て紅茶飲んでたら電線にカラスがいたので思い出した。
私が生まれたのは地方都市で、市街地を離れるとのどかな田園風景が広がる田舎。そして私が小3の時、きっかけは忘れたがクラスの
女子グループにハブられ苛められ、身体的な暴力は無かったが暴言や無視が続き、毎日一人で半泣きになりながら帰ってた。
ある時、帰宅途上の道端で黒い塊が動いてて何やらギャーグワー声を上げていた。近寄ると一羽のカラスが足と片方の羽に細い
紐が巻き付き、もがいたのか団子のようになってた。 私は刺激しないように近づくと、カラスは威嚇して禿しく暴れたが、
既に団子になってるからワサワサ転がるだけで、とりあえず図画工作用の道具箱からカッターナイフを出して
「静かにしたら外してあげるから」と声を掛けながらカッターナイフで何か所か切ったら、カラスは大人しくなり、静かに
私が切るのを見てて最後、足に食い込んでた紐を外すと私の顔を覗き込むようにするので、給食で食べきれず持ち帰ってた
コッペパンを思い出し、ランドセルから出して千切ってあげた。
気が付いたら私の真上の電線に、8羽程カラスがいて、私と転がってたカラスを静かに見てた。ちょっとビビりながらゆっくり離れ
「じゃーねー」と家に帰った。転がってたカラスは私を見てた。
次の日から私が帰る道にカラスがいて「カー?」と鳴くのでコッペパン(食べるのが遅かったので毎日半分ほど残してた)を道端に投げ
離れてから振り返るとカラスが食べてるのを見て、何故か安心した。私は孤独で、カラスが毎日帰りに待ってるのが嬉しかった。
そんなある日、帰宅中に何かの用事で私をハブってた女子3人程が私の後からついてきてて、私の悪口を言いながら小石等を私の
ランドセルに当てたりしてて、早足で帰ってたら、ランドセルを引っ張られ後ろに転けた。怖いし痛くて声を上げて泣いたら
走って逃げた女子達が、数十メートル先で私の悪口を言って笑ってる中、黒い集団が女子達を襲いだした。いつものカラスが
仲間を連れ女子達の頭にぶつかったりギャーグワー騒いで登校帽を足で掴んでたりしてて、女子達は悲鳴を上げて逃げだした。
私はその光景が突然過ぎて、ぼーっと見てたら逃げてった女子の後、カラスが一羽飛んできて、私の前に降り、顔を覗き込むので
何時ものようにコッペパンをあげた。しばらくしたら4羽程のカラスが私が千切ったパンをついばんでた。
次の日から私の通う小学校の正門塀の上にはカラスが2~3羽止まりだし、私が帰宅するのに合わせ、護衛の様について飛ぶようになり
私はクラスメイト達や学校の他学年の生徒間で「魔女」というあだ名を貰った。そして私を苛めていたグループトップにいた女子の
住むマンションはカラスのフン害で有名になり、鳥害防止ネットを張ったらしい。
結局私が中学を卒業するまで(小中が一緒の小さい学校だった)カラスの護衛は続き、卒業式の後、関西の伯母宅から高校へ通う事に
なっていたので、卒業式が終わった次の日、私はスナックパンを数袋抱え通学路のいつもカラスがいる所に行き、いつも通りに
仲良くなったカラス達にスナックパンを上げながら「もう来ないよ、今までありがとうね」と話しかけたら、一番懐いてたカラスが
静かに私の顔をじっと見て一言「カー」と鳴いた。多分「分かった」と言ったんだろうな、と思って「じゃあね」と言い帰った。
私が伯母宅から高校・大学に通い就職し独り暮らしを始め数年後、休みの日に買い物に行った帰り道、近所の公園に行ったら鳩や
カラスがいたのでちょっと休憩ついでに買ったスナックパンをちぎってあげたら、カラスが数羽集まって来て口々に「カーグワー」と
鳴き出し、周りの人に注目され、そういえば野鳥に餌はダメだったと思い出し「ごめんね」と立ち去ろうとしたら、一羽のカラスが
私の前で、何時かのカラスの様に顔を傾けながら覗き込むように見て「カー?」と鳴いた。
次の日、住んでたアパートのそばの電線の上に10数羽のカラスがいて、マジでびびった。私を見て1羽が「カー?」と鳴いたら、一斉に
「カー?」と鳴き出し、慌てて走って出勤した。それからはカラスは見なくなった。
今は転職し違う地方に移ったが、たまにカラスを見ると懐かしく思い出す。
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