693 名前:大人になった名無しさん[] 投稿日:2009/10/09(金) 06:34:29
中学に入ったとき、クラス割り表で同じクラスに小学校の頃から気になって
いた人の名前を見つけて、すごく嬉しかったのを覚えてる。
その人と二人で学級委員になって、放課後よく教室に残って委員会の準備なんか
してた。目が合うと優しく微笑んで、つられてこっちも笑顔になれて、
どうしようもないくらい好きになっていった。
まわりからも「絶対両思い(死語?)だよね!」とか言われてて、浮かれて、
日曜が大嫌いになるくらい学校に行くのが楽しかった。
その人のこと想うだけで胸のバクバクが止まらなかった。
なのに、どうして
どうして告白しなかったんだろう。
その人は、遠くに転校していった。夏休みの前に。
親の仕事の都合で何年も前から決まっていた引越しらしい。
別れの日、その人はクラスのみんなの前で、泣きじゃくりながら、真っ赤な顔で
「ありがとう」と言った。
僕はその涙を忘れることができない。
それからの中学生活は抜け殻のようだった。
何年も経って、思い出すことも無くなってきても、不意に見る夢がすべてを
引き戻す。
もうそろそろ10年か。
思い出にゃ勝てねーよ。
それでも、いい加減、次のステップに進まなきゃな。
さよなら、永遠の初恋の人。
中学に入ったとき、クラス割り表で同じクラスに小学校の頃から気になって
いた人の名前を見つけて、すごく嬉しかったのを覚えてる。
その人と二人で学級委員になって、放課後よく教室に残って委員会の準備なんか
してた。目が合うと優しく微笑んで、つられてこっちも笑顔になれて、
どうしようもないくらい好きになっていった。
まわりからも「絶対両思い(死語?)だよね!」とか言われてて、浮かれて、
日曜が大嫌いになるくらい学校に行くのが楽しかった。
その人のこと想うだけで胸のバクバクが止まらなかった。
なのに、どうして
どうして告白しなかったんだろう。
その人は、遠くに転校していった。夏休みの前に。
親の仕事の都合で何年も前から決まっていた引越しらしい。
別れの日、その人はクラスのみんなの前で、泣きじゃくりながら、真っ赤な顔で
「ありがとう」と言った。
僕はその涙を忘れることができない。
それからの中学生活は抜け殻のようだった。
何年も経って、思い出すことも無くなってきても、不意に見る夢がすべてを
引き戻す。
もうそろそろ10年か。
思い出にゃ勝てねーよ。
それでも、いい加減、次のステップに進まなきゃな。
さよなら、永遠の初恋の人。
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