34 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:01/12/12 15:32 ID:uAomXjSl
泣ける話じゃないけど・・・
私は昔、兄とは他人以上に仲が悪かった。顔を合わせても4年間位一言も話をしなかった。
そんなある日、私は痴漢にあった。
夜中に友人宅から帰宅したとき、玄関を開けた瞬間に後ろから男の人に抱きつかれた。
まさか玄関前で痴漢に遭遇するとは考えておらず、触られたことの怖さよりも、
まずは驚きで大音量の叫び声を上げた。
その時、マッハの速さで飛び出してきたのは兄だった。
私がへたり込む姿を見て察したのか、玄関に置いてあったビニール傘を持って
裸足で追いかけて行った。が、徒労に終わった。
後から押し寄せた恐怖に震えが止まらず、泣いていた私に、兄は何も言わず
頭をポンポンと軽く2回たたいただけだった。素直じゃない私は冷戦中の
兄にお礼すら言えなかった。
今では、大人になりいつの間にか終息を迎えた戦いの良い思い出になっている。
泣ける話じゃないけど・・・
私は昔、兄とは他人以上に仲が悪かった。顔を合わせても4年間位一言も話をしなかった。
そんなある日、私は痴漢にあった。
夜中に友人宅から帰宅したとき、玄関を開けた瞬間に後ろから男の人に抱きつかれた。
まさか玄関前で痴漢に遭遇するとは考えておらず、触られたことの怖さよりも、
まずは驚きで大音量の叫び声を上げた。
その時、マッハの速さで飛び出してきたのは兄だった。
私がへたり込む姿を見て察したのか、玄関に置いてあったビニール傘を持って
裸足で追いかけて行った。が、徒労に終わった。
後から押し寄せた恐怖に震えが止まらず、泣いていた私に、兄は何も言わず
頭をポンポンと軽く2回たたいただけだった。素直じゃない私は冷戦中の
兄にお礼すら言えなかった。
今では、大人になりいつの間にか終息を迎えた戦いの良い思い出になっている。