560 名前:名無しの心子知らず[sage] 投稿日:2008/08/02(土) 10:46:39 ID:Rqgzm3ho
私も貧乏な家で育った。
自分の故郷は観光地で、旅館やホテルの従業員はだいたい貧乏だった。
小学校の頃、読書が好きだった私は学校では図書室にこもり
土日は街の本屋で好きな本を立ち読みするのが唯一の楽しみだった。
両親は土日は必ず朝から晩まで仕事だし、図書館もないような街だったから。

ある日、いつものように本屋に出かけ昼過ぎから夕方まで居座って
本屋のジジイが店じまいを始める頃。
両親が働く旅館の経営者が本屋に来店した。
そんで、私の顔を見ると「○○○さんとこの子供か」と声をかけてきて
「本が好きなのか」と、その場で私が読んでいた本を買い与えてくれた。
よく覚えていないのだけど、私は喜んで跳ね回り経営者にお礼を言ったらしい。

そして、その月の両親の給料日。
父親が経営者の部屋に呼ばれ、給与とは別に図書券を手渡された。
「子供に本を買ってやれ」ということだったそうだ。
それは、私の両親が固辞しても不景気になっても毎月続いたそうだ。
おかげで私は小2から中3まで毎月1冊ずつ、好きな本を買ってもらうことができた。


http://toki.2ch.net/test/read.cgi/baby/1157620208/







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故郷は観光地で、貧乏で育った