760 名前:名無し[] 投稿日:2011/06/11(土) 16:54:28.10
初恋。それは、高校生の時だった。
それは、放課後のことだった。突然、英検に申し込んだ人だけが校内放送で呼び出された。
おれも申し込んでいたので当然行かなければならない。
指定された教室にいくと数人が集められていた。そこでは、英検に関する説明を聞き必要な書類を記入することになった。
初めは何事もなく順調に進んでいったが、後半にさしかかった時に先生がある言葉を口にした。
先生「次は、2次試験の面接を受ける場所を記入してください。」
その言葉を聞いたとき、頭の中が真っ白になった。
なぜなら、おれは英検にあまり力を入れてなく、とりあえず受けとくかと思っていたので、2次試験のことを完全に忘れてしまっていたのだ。
あらかじめ配られていた資料を見て決めようとした。しかし、周囲の人は記入を終えて席を立っていく。そのことによって、完全に焦ってしまった。
どうすればいいか分からず、ただ茫然と机に伏していた。
その時、頭の上からどこかで聞いたことがある声が俺に話しかけてきた。
女子A「どうしたの?」
顔をあげてみるとそこには、クラスメイトの女子Aがいた。女子Aは、長い黒髪で美人だ。しかも、頭もいい。俺なんかとは、何の接点もなかった。
その女子Aは、俺の記入用紙を見てこう言った。
女子A「面接の場所で迷ってるの?」
おれ「・・・」
自分は突然のことで、なにも言葉が出てこなかった。すると、女子Aは自分の机のそばにしゃがみ込み、おれの顔を覗き込みながらこう言った。
女子A「わたしは場所Aにしたんだ。まだ決まってないなら、一緒に行く?」
おれ「うん。」
おれは、いつの間にか頷いていた。そして、記入を終えて顔をあげお礼を言おうとした。
おれ「ありが・・」
その時、廊下で女子Aを待っていたと思われる女子Aの友人である女子Bが教室に入ってきた。
女子B「(戸の開く音)終わった?なら早く帰ろー?」
女子A「あ、うん」
女子Bは、女子Aの手をとり廊下に引っ張って行った。
おれ「・・・」
引っ張られ教室を出るとき女子Aは顔だけこっちを振り向き、そして笑顔で口パクでこう言った。
女子A「バイバイ」
初恋。それは、高校生の時だった。
それは、放課後のことだった。突然、英検に申し込んだ人だけが校内放送で呼び出された。
おれも申し込んでいたので当然行かなければならない。
指定された教室にいくと数人が集められていた。そこでは、英検に関する説明を聞き必要な書類を記入することになった。
初めは何事もなく順調に進んでいったが、後半にさしかかった時に先生がある言葉を口にした。
先生「次は、2次試験の面接を受ける場所を記入してください。」
その言葉を聞いたとき、頭の中が真っ白になった。
なぜなら、おれは英検にあまり力を入れてなく、とりあえず受けとくかと思っていたので、2次試験のことを完全に忘れてしまっていたのだ。
あらかじめ配られていた資料を見て決めようとした。しかし、周囲の人は記入を終えて席を立っていく。そのことによって、完全に焦ってしまった。
どうすればいいか分からず、ただ茫然と机に伏していた。
その時、頭の上からどこかで聞いたことがある声が俺に話しかけてきた。
女子A「どうしたの?」
顔をあげてみるとそこには、クラスメイトの女子Aがいた。女子Aは、長い黒髪で美人だ。しかも、頭もいい。俺なんかとは、何の接点もなかった。
その女子Aは、俺の記入用紙を見てこう言った。
女子A「面接の場所で迷ってるの?」
おれ「・・・」
自分は突然のことで、なにも言葉が出てこなかった。すると、女子Aは自分の机のそばにしゃがみ込み、おれの顔を覗き込みながらこう言った。
女子A「わたしは場所Aにしたんだ。まだ決まってないなら、一緒に行く?」
おれ「うん。」
おれは、いつの間にか頷いていた。そして、記入を終えて顔をあげお礼を言おうとした。
おれ「ありが・・」
その時、廊下で女子Aを待っていたと思われる女子Aの友人である女子Bが教室に入ってきた。
女子B「(戸の開く音)終わった?なら早く帰ろー?」
女子A「あ、うん」
女子Bは、女子Aの手をとり廊下に引っ張って行った。
おれ「・・・」
引っ張られ教室を出るとき女子Aは顔だけこっちを振り向き、そして笑顔で口パクでこう言った。
女子A「バイバイ」
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