277 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2015/07/01(水)16:21:56 ID:nh2
通っていた高校の中庭で一目惚れ。
その日はぐずついた天気で、雨が降ったり止んだりしてた。
俺は中庭の掃除当番だったんだけど、
雨天時は別のところに振り分けられる決まりがあった。
この微妙な天気の時はどうすんだ、とりあえず中庭に行ってみるかと、
少し早めに中庭に向かった。
そこに一人女子がいた。
中庭にはいくつかツツジの木が植えてあって、花の盛りだった。
その女子は、濃いピンクのツツジの花を摘んで、蜜を吸っていた。
薄暗い中庭で、白い手がゆっくり動いて、花を摘んで、白い顔を寄せて。
普通の、どっちかというと地味な感じすらある子だったけど、
その風景があんまり色っぽくって背筋がざわっとなった。
そのままぼーっとみてたら目が合って、その女子はちょっとばつが悪そうに立ち去った。
制服のタイの色から、一学年上ということはわかったので、
先輩に協力してもらって何処の誰さんかを特定、即告白。後に結婚。
結婚式の時も綺麗だったけど、俺の中での一番は花の蜜吸ってたあの時だ。
通っていた高校の中庭で一目惚れ。
その日はぐずついた天気で、雨が降ったり止んだりしてた。
俺は中庭の掃除当番だったんだけど、
雨天時は別のところに振り分けられる決まりがあった。
この微妙な天気の時はどうすんだ、とりあえず中庭に行ってみるかと、
少し早めに中庭に向かった。
そこに一人女子がいた。
中庭にはいくつかツツジの木が植えてあって、花の盛りだった。
その女子は、濃いピンクのツツジの花を摘んで、蜜を吸っていた。
薄暗い中庭で、白い手がゆっくり動いて、花を摘んで、白い顔を寄せて。
普通の、どっちかというと地味な感じすらある子だったけど、
その風景があんまり色っぽくって背筋がざわっとなった。
そのままぼーっとみてたら目が合って、その女子はちょっとばつが悪そうに立ち去った。
制服のタイの色から、一学年上ということはわかったので、
先輩に協力してもらって何処の誰さんかを特定、即告白。後に結婚。
結婚式の時も綺麗だったけど、俺の中での一番は花の蜜吸ってたあの時だ。
「アナタワァ 神ウォ シンジマスカ?」若い頃声をかけられたことを思い出した。
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