188 名前:恋人は名無しさん[] 投稿日:2007/05/21(月) 02:28:39 ID:SzneO0JmO
俺には母以外の肉親・親族がいない。
母親だけが唯一の家族であり、肉親だった。
母は女手一つで俺を育ててくれた。
大学入学後、俺は母に負担をかけたくなかったから、学費や生活費をバイトで稼いだ。
そんな俺にも、やがて彼女が出来た。同い年だ。
バイトや学業が忙しくて中々遊べなかったが、それでも俺の側にいてくれた。
ところが、彼女と付き合い始めて一年半が経った頃、母が病に倒れた。
俺は母の看病やバイトに追われた。
ホントは一杯一杯だったけど、彼女の前では強がってみせた。
けど、母は仏となってしまった。
唯一の肉親・家族にして、俺を深く愛し慈しみ続けてくれた最愛の母。
俺は全てを失ったと思った。
人前や葬儀では平静を装ってたし、彼女の前ではやはり強がってたが、俺はとっくに限界に達してた。
母の看病にバイト、学業に家事等で身体もボロボロだった。
そんな中、出棺も終えて一段落した頃、彼女が俺の事を心配して部屋に来てくれた。
俺は平静を装い彼女を向かえた。
けど、彼女が俺の手を握ってくれた時、手の温もりが温かく、崩れる寸前の俺の心に入り込んできた。
俺は初めて泣いた。有り得ないくらい。
痛いくらい悲しかった。筆舌に尽くし難いくらい寂しかった。
けど、俺がしっかりしなきゃいけないから、踏ん張った。
けど、この夜、初めて彼女の前で泣いた。子供みたいに。
彼女は俺を抱きしめ、「私がずっといるから。〇〇は一人じゃないから。」と言ってくれた。
あの言葉と温もりにどれだけ癒され、救われたか解らない。
本当にありがとう。
俺には母以外の肉親・親族がいない。
母親だけが唯一の家族であり、肉親だった。
母は女手一つで俺を育ててくれた。
大学入学後、俺は母に負担をかけたくなかったから、学費や生活費をバイトで稼いだ。
そんな俺にも、やがて彼女が出来た。同い年だ。
バイトや学業が忙しくて中々遊べなかったが、それでも俺の側にいてくれた。
ところが、彼女と付き合い始めて一年半が経った頃、母が病に倒れた。
俺は母の看病やバイトに追われた。
ホントは一杯一杯だったけど、彼女の前では強がってみせた。
けど、母は仏となってしまった。
唯一の肉親・家族にして、俺を深く愛し慈しみ続けてくれた最愛の母。
俺は全てを失ったと思った。
人前や葬儀では平静を装ってたし、彼女の前ではやはり強がってたが、俺はとっくに限界に達してた。
母の看病にバイト、学業に家事等で身体もボロボロだった。
そんな中、出棺も終えて一段落した頃、彼女が俺の事を心配して部屋に来てくれた。
俺は平静を装い彼女を向かえた。
けど、彼女が俺の手を握ってくれた時、手の温もりが温かく、崩れる寸前の俺の心に入り込んできた。
俺は初めて泣いた。有り得ないくらい。
痛いくらい悲しかった。筆舌に尽くし難いくらい寂しかった。
けど、俺がしっかりしなきゃいけないから、踏ん張った。
けど、この夜、初めて彼女の前で泣いた。子供みたいに。
彼女は俺を抱きしめ、「私がずっといるから。〇〇は一人じゃないから。」と言ってくれた。
あの言葉と温もりにどれだけ癒され、救われたか解らない。
本当にありがとう。