211 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2024/05/29(水) 20:25:22.41 ID:L0eutLHP.net
黒海沿岸にある小さな村があった。そこにひとりの旅人がやって来たんだね。旅人は1軒の宿屋に入り、「今日、一晩泊まれる部屋はありますか?」と言って、ポケットから前金を出して支払った後、観光するために宿を出て行った。
宿屋の主人は、近所の肉屋に「ツケ」がたまっていたので、そのお金を持って肉屋へと走り、これまでのツケを支払った。肉屋の主人は、養豚業者に「ツケ」をしていたので、そのお金を持って養豚業者のもとへと走り、これまでのツケを支払った。養豚業者の主人は、エサ代を支払えていなかったので、そのお金を持って、エサの販売業者のもとに走り、これまでのツケを支払った。エサの販売業者は、ツケで女性と遊んでいたため、そのお金を持って女性のもとへと走り、これまでのツケを支払った。その女性は、商売をしていた最初の宿屋にツケがたまっていたので、そのお金を持って宿屋へと走り、これまでのツケを支払った。
すると先程の旅人が戻ってきて、「ほかに見るものもないから、やっぱり帰ります」と言って、先程支払った前金を返してもらい、村を出ていった。
結局、誰もお金を稼いでいないけれど、村の人たちはそれぞれ借金を返すことができた。
218 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2024/06/01(土) 14:33:45.12 ID:/m7gBMs+.net
>>211
おもしろい
利息のない世界だとありそう
黒海沿岸にある小さな村があった。そこにひとりの旅人がやって来たんだね。旅人は1軒の宿屋に入り、「今日、一晩泊まれる部屋はありますか?」と言って、ポケットから前金を出して支払った後、観光するために宿を出て行った。
宿屋の主人は、近所の肉屋に「ツケ」がたまっていたので、そのお金を持って肉屋へと走り、これまでのツケを支払った。肉屋の主人は、養豚業者に「ツケ」をしていたので、そのお金を持って養豚業者のもとへと走り、これまでのツケを支払った。養豚業者の主人は、エサ代を支払えていなかったので、そのお金を持って、エサの販売業者のもとに走り、これまでのツケを支払った。エサの販売業者は、ツケで女性と遊んでいたため、そのお金を持って女性のもとへと走り、これまでのツケを支払った。その女性は、商売をしていた最初の宿屋にツケがたまっていたので、そのお金を持って宿屋へと走り、これまでのツケを支払った。
すると先程の旅人が戻ってきて、「ほかに見るものもないから、やっぱり帰ります」と言って、先程支払った前金を返してもらい、村を出ていった。
結局、誰もお金を稼いでいないけれど、村の人たちはそれぞれ借金を返すことができた。
218 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2024/06/01(土) 14:33:45.12 ID:/m7gBMs+.net
>>211
おもしろい
利息のない世界だとありそう
経済の教科書に載ってそうな話だな。
honwaka2ch
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