87 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:07:41 ID:yaK6IKZm0
季節が戻ってしまうけど。
たぶん、幼稚園児くらいの頃。春。
母の実家(田舎の山奥)に行って、畑で遊んでた。
ぽかぽかの陽射し。
ほとんど風もなく穏やかで、気持ちいいんだ。
青や白のちっちゃい花(たぶんハコベやイヌフグリ)が、足元にいっぱい咲いていて
モンシロチョウやミツバチが飛び、遠くで小鳥がピツピツピツ・チチチチと鳴いてる。
草の匂いと、湿気をおびた暖かな土の匂いが、一緒になってフワリと上ってくる。
「いいにおいだなぁ。」
幼心にそう思った。
心から。
深呼吸した。
あぁこれ、自分の一番好きな匂いかもしれないなぁーと(なぜか)思った。
その瞬間を、今でもはっきり覚えてる。
この場面を忘れたくないなぁーと思ったことも。
今でも、疲れた時に思い出すと癒される。
小さな手の甲に集まった陽射しの暖かさも、ずっと忘れてない。
あの頃のこと、他はほとんど忘れちゃったのにな。
季節が戻ってしまうけど。
たぶん、幼稚園児くらいの頃。春。
母の実家(田舎の山奥)に行って、畑で遊んでた。
ぽかぽかの陽射し。
ほとんど風もなく穏やかで、気持ちいいんだ。
青や白のちっちゃい花(たぶんハコベやイヌフグリ)が、足元にいっぱい咲いていて
モンシロチョウやミツバチが飛び、遠くで小鳥がピツピツピツ・チチチチと鳴いてる。
草の匂いと、湿気をおびた暖かな土の匂いが、一緒になってフワリと上ってくる。
「いいにおいだなぁ。」
幼心にそう思った。
心から。
深呼吸した。
あぁこれ、自分の一番好きな匂いかもしれないなぁーと(なぜか)思った。
その瞬間を、今でもはっきり覚えてる。
この場面を忘れたくないなぁーと思ったことも。
今でも、疲れた時に思い出すと癒される。
小さな手の甲に集まった陽射しの暖かさも、ずっと忘れてない。
あの頃のこと、他はほとんど忘れちゃったのにな。
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