704 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/03/25 01:05 ID:Kb9S2GAQ
小学1年生での初めての遠足の時のこと。
私は初めての遠足がすごく楽しみで、遠足の1週間くらい前から
「おかずはハンバーグね!」とか「2段のり弁ね!」と母に色々お弁当のリクエストをしていました。
遠足当日の待ちに待ったお弁当の時間、リクエストしたかいあって、
お弁当のふたを開けると、私の好きなおかずばっかり。もちろんのり弁も2段でした。
そして、お弁当に手をつける前にお茶を飲もうと、水筒を開けた瞬間、
体が傾いた為、膝の上に乗せていたお弁当箱が真っ逆さまに地面に落下してしまったのです。
あわてて中身をお弁当箱に戻しましたが、おかずは全滅、
のり弁も、砂のついていない下段半分しか食べられませんでした。
一生懸命作ってくれた母に、お弁当を落として食べていないことを知られたくなかったので、
帰り道、砂まみれのお弁当の中身を袋に包んで、こっそり公園のゴミ箱に捨てました。
食べ物を捨てるという行為にものすごく罪悪感を覚えました。
家に帰り、お弁当箱を差し出しましたが、おかずを入れていた
アルミホイルは全部無くなっていましたし、お弁当箱の中に砂がついていたので
母はおそらく事態に気づいたと思います。
しかしいたって普通に「おいしかった?」と母は聞いてきました。
私はおそらく「おいしかった」と答えたと思いますが、よく覚えていません。
今でもこの出来事をふとしたタイミングで思い出しますが、
思い出すたびに、母と、食べられることなく
捨てられてしまったお弁当に対して
申し訳なく思い、せつなくなります。
小学1年生での初めての遠足の時のこと。
私は初めての遠足がすごく楽しみで、遠足の1週間くらい前から
「おかずはハンバーグね!」とか「2段のり弁ね!」と母に色々お弁当のリクエストをしていました。
遠足当日の待ちに待ったお弁当の時間、リクエストしたかいあって、
お弁当のふたを開けると、私の好きなおかずばっかり。もちろんのり弁も2段でした。
そして、お弁当に手をつける前にお茶を飲もうと、水筒を開けた瞬間、
体が傾いた為、膝の上に乗せていたお弁当箱が真っ逆さまに地面に落下してしまったのです。
あわてて中身をお弁当箱に戻しましたが、おかずは全滅、
のり弁も、砂のついていない下段半分しか食べられませんでした。
一生懸命作ってくれた母に、お弁当を落として食べていないことを知られたくなかったので、
帰り道、砂まみれのお弁当の中身を袋に包んで、こっそり公園のゴミ箱に捨てました。
食べ物を捨てるという行為にものすごく罪悪感を覚えました。
家に帰り、お弁当箱を差し出しましたが、おかずを入れていた
アルミホイルは全部無くなっていましたし、お弁当箱の中に砂がついていたので
母はおそらく事態に気づいたと思います。
しかしいたって普通に「おいしかった?」と母は聞いてきました。
私はおそらく「おいしかった」と答えたと思いますが、よく覚えていません。
今でもこの出来事をふとしたタイミングで思い出しますが、
思い出すたびに、母と、食べられることなく
捨てられてしまったお弁当に対して
申し訳なく思い、せつなくなります。