845 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/02/19(火) 22:40:32.76 ID:I3hwme0+
>>797
源氏物語は、主人公光源氏(天皇の次男。生母の家柄が低く自分は天皇になれない)が父天皇の后(源氏が幼い頃に亡くなった生母に生き写し)と密通してしまう。
后に出来た子を父天皇の子と偽って天皇にしてしまう、が前半のあらすじ。
もちろん、源氏物語はモデルとされる人物はいたけれど完全な作り話。

呆れたことにその部分が天皇、皇室に対して失礼で不敬だ、とされて戦前、戦中は源氏物語は政府、軍部によって発行禁止処分にされていた。


860 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2019/02/20(水) 00:29:40.04 ID:8u3bPgo9
>>845
でもよく考えたら、架空の国とかじゃなく日本の天皇家を舞台によくあんなドロドロ愛憎劇を書いたもんだよね
今の時代でもそんなもん出版したらすごい物議を醸しそう
平安時代当時も炎上したんだったりして

880 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2019/02/20(水) 11:52:48.86 ID:whx1FN5i
>>860
源氏物語は使用品詞の出現解析などに基づいて複数の著者によって書かれたとする説がある。
紫式部が書いたオリジナルは天皇や道長(式部のスポンサーで、一説には愛人であったとも)らに歓迎され、朝廷内で取り合って回し読みをした。

複数著者説によると式部のオリジナルはもっと短くシンプルなもので、現在の大河ドラマのようなものではなかった。
しかし、内容は托卵して血統が歪曲されているという正面から世襲天皇制の根幹を否定して、おまけに摂関家を嘲笑するようなものだった。
さらに古い竹取物語でも天皇、貴族たちは著者の悪意を感じるほど滑稽で間抜けな存在として描かれている。


861 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/02/20(水) 01:29:20.11 ID:gH47kIJu
紫式部は、絶大な権力を握る藤原道長の娘、彰子(中宮)の女房だったから、回りは不敬だと思ってもあんまり何も言えなかったのかな?と思ってる


864 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/02/20(水) 07:15:34.82 ID:2CSMwRSJ [1/2]
源氏物語当時は道長か中宮主導で写本作ってたから問題はなさそう
あの頃ならモデルの時代(延喜の治だっけ)がはっきりわかるから
作り話だとはっきりわかるだろうし
今、幕末をおもちゃにしてるような感じで


867 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2019/02/20(水) 08:33:20.71 ID:oFv8Apk6
道長が式部に源氏物語書かせたのは権力争いに勝つためだよ
天皇や東宮の妃たちは、嫁入りしたら夫の寵愛をどれだけ受けられるかの苛烈な競争社会に
放り込まれる
本人自身の魅力以外にも、夫が興味のある芸術や趣味に合わせて精鋭な部下を身近に
置いて、精いっぱい夫の気を引こうとするわけ

道長の娘の藤原彰子の夫、一条天皇は文芸好みだったから、
文才あることで評判だった紫式部に目をつけた道長がまず自分の愛人にして、それから
彰子のサロンに送り込んだんだよ
続きものだから先が読みたければ一条天皇は他の妃を差し置いて彰子のところに通うしかない
→彰子の株が上がる→父である道長の宮中での権力がゆるぎないものにウマー

https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1549173873/