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祖母



藍色を見た祖母は一瞬だけ正気になった。

738 名前:かます知ってる?[] 投稿日:2000/06/07(水) 02:55
小さい頃から甘いものが嫌いで祖母の家に行っても姉はもてなしの菓子を沢山食べたが私は只牛乳だけ飲んでいた。
しかし祖母の作るかます(蓮根の酢の物)が大好きでことある度に山の様に作っておかずにおやつに出してくれた。
成人して何年も祖母に会いに行かなくなったある日、祖母がパーキンソン病になった。薬の副作用は痴呆。見舞いに行き「またかます作ってくれなきゃ嫌だよ」と言うと微かに笑ってくれたいたけれどどんどん孫の事は忘れてしまい今は自分は少女だと思っているらしい。
けれど去年の敬老の日にふと思い立ってそれはみごとな藍色の桔梗の鉢植えを買って見舞いに行った。どうせわからないだろうけど。
その藍色を見た祖母は一瞬だけ正気になった。「ああ、●●ちゃん。こんなに綺麗な鉢ありがとうねえ。かます作らなきゃねえ。」
ほんの一瞬だったけど嬉しかった。かますは叔母が作ってくれたけど味が違う。祖母は子供の味覚とズレている私に色々作ってくれた。パスタにわかめふりかけ振ったり(ミートソースも嫌いだった)、トーストにごはんですよを塗ってくれたり(ジャムも嫌いだった)。今まわりに言うと「うげえええ」とか言われるけどおいしいんだってば。
祖母の食事。もう味わえないけれど今でも一人で作ってるよ。


祖母はまるでもう一人の母親のようでした。

727 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/09/29(金) 03:50:47 ID:SVuEhgE3
うまく伝わるかわかりませんが私の話を…
私は小さい頃からすごくおじいちゃんおばあちゃん子でした。
電車で30分位の所にすんでいたので、小さい頃から親と喧嘩すると泣いて電話したり、祖父母の家に家出したりしました。
私は一人っ子なのですごく可愛がってくれました。
特に祖母はまるでもう一人の母親のようでした。私が何歳になっても毎日のように電話で「今日は何してたの」「何時に帰ってくるの」
など母親以上に口うるさく言ってくるので遊びたい時期の頃はうっとうしくもありました。
祖母は気持ちは女子高生のように若くて、オシャレだった祖母は、遊びに行くのが大好きで、お金持ちな祖母はしょっちゅう旅行に出かけたり何万もする服をたくさん買ったりしていました。
月に一度位、小さい頃からずっと変わらない習慣は、祖母と二人で買い物にいくことでした。。たぶんイマドキの高校生ならおばぁちゃんと買い物なんて嫌なんだろうけど、私は服を買ってもらえるのが嬉しかったし、マルキューにも一緒にいきました。
私が試着する間、どこにいってもおばあちゃんは店員さんに私の話をしていました。
足が悪いおばあちゃんはいつも杖をついて、階段は私に支えられながら昇っていました。すごく大変そうなのに、「みかちゃん、どっか行こう、つまんなくて気が狂いそう」って電話がかかってきます。
私が短大の二年で、体調崩して留年した時も私はやめちゃおっかなーなんて思ったけど祖母がどうしても卒業だけはしないと絶交っていうから、おばあちゃん孝行だと思っていくことにしました。
卒業のかかった試験の何ヶ月か前から、おばあちゃんが腰が痛いって言い出した。食べ物も食べれないって。
母親が無理矢理病院連れてったら、すい臓ガンだって。しかも末期。
余命半年って、そんなことある?あんな元気なおばぁが。
それからあっという間に入院。食べ物が食べられなくなったおばあちゃんはどんどん痩せて小さくなった。オシャレなおばあちゃんは醜い自分を見られたくなくて家族以外はお見舞いにこさせなかった
あまり話もできなくなったのに、私がいくと卒業と就職のことばかり心配する。クリスマスの日、一時退院させてもらって、親族でクリスマスパーティーをした。
寝たきりのままだけど、ご飯も食べれて、おばあちゃんがたくさん笑ってて、元気になったきがして、すごくすごく嬉しかった。
それから試験が近づいたので私は試験が終わったらすぐにまたお見舞いにいくつもりでおばあちゃんに卒業を報告したかったから勉強漬けだった。
試験の最終日の前日、夕方からお見舞いにいった母親から祖母の体調がわるいので帰りが遅くなると言われた。
心配であいに行きたかったけどそうもいかなかった。帰って来た母親の目は赤かった。
試験が終わったあと、すぐに病院にむかおうと思ったら祖父母の家に来てといわれた。



玄関をあけたら、いつもと違うお線香のにおいがした。


すべてを悟った私は泣き崩れた。
信じられなかった。余命を言われた時から心の準備はしてたけど、なにより何も恩返しできなかったのが悔しかった。卒業も間に合わなかった。ごめんねという気持ちでいっぱいだった。

祖母は最後まで私の卒業の心配をしていたそうだ。

それをきいて本当に涙が止まらなかった。
私にとって初めてのお葬式が祖母になってしまった。お葬式の時、知らない親戚やおばあちゃんの友人がたくさんいて、その人たちはみんな私の所に泣きながら来た。みんないうことは同じだった。


「あなたがみかちゃんね、おばあちゃんはあなたの話ばかりしたのよ。」


涙が止まらなかった。私はしあわせものだと思った。孫が三人もいるなかで、私が唯一の女の子だったからだろうが、私は本当に愛されていたんだ。

おばあちゃんが大好きだったたくさんの綺麗な花に囲まれている祭壇の写真のおばあちゃんは、すごくすごくキレイだった。
おばあちゃん、ありがとう。


10年程前、祖母が死去。死因は肺炎。寝たきりの老人にはよくあるヤツ。

669 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:02/04/01 09:47
10年程前、祖母が死去。死因は肺炎。寝たきりの老人にはよくあるヤツ。
祖母は死ぬ3年位前からボケはじめ、徘徊したり家中で排泄したり大声だしたり
それは大変だった。その頃私は仕事で転勤していて自宅には居なかった。
両親と兄が一緒になって世話をしていた。特に母親は虐められた事を忘れたかの
様に一生懸命介護していた。

徘徊している時に怪我をし、そのまま寝たきりになってしまった。
母親は祖母の横に眠り、まるで我が子の様に一緒にいた。
元気な頃、祖母は近所中に母親の悪口を言い回っていたんだけど
ボケてからは、何故か母親の悪口を言う人に対して怒鳴って
怒っていた。理由はわからんが、あのコは私の娘、いやそれ以上だ
と言っていたらしい。


670 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:02/04/01(月) 09:52
そんな生活が続き、家族中が疲れ果てた頃、私がまた転勤になり
今度は自宅から通える場所になった。
それを知ってか知らずか、祖母は泣いて喜び、私を離さなかった。
ボケながらも祖母は私にこずかいをくれるとか言っていた。
が、祖母の本当の娘達、その子供達にお金や金品は取られたらしい。
母親も実の娘だから強く言えなかったと言っていた。
祖母はお金やその類のモノは全てなくなっている事に気が付いて
いなかった。祖母のお金がなくなると、実の娘達は全く連絡を
よこさなくなった。

そして祖母は亡くなった・・・。


671 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:02/04/01(月) 11:08
我家は結構大きな敷地で家も大きい。相続の問題が出てきた
途端に実の娘達の登場・・。
いや~な空気が流れた時、母親がキッパリと言った。
この家は祖母がキチンと渡すべき人に渡す様にしているはずだと
言った。我々の知らない時、祖母が元気な時に名義変更してくれて
いたらしく、名義は随分と昔に父親になっていた。

不思議なことは、母親がこの発言をした事を覚えていない事。
実の娘達に逆らった事が無い母親がはじめて逆らい、皆驚いた
と同時にその時の顔が祖母に見えたと皆がビックリしていた。

葬式が終わり、色々と片している時、ふと祖母が私を呼んでいる様
な気がした。
はて、何だろう・・・と声のする場所に行くと、両親それぞれの
名義の預金通帳があった。祖母は生前、自分の葬式代くらいは自分で
用意する様に、と口うるさく言っていた事を思い出した。
そのお金で仏壇やら何やら購入し、全て祖母に使う形になった。
残りは法事の時に使う様にと、そのまま残した。

それから、不思議な事にその娘達には何やら色々と大変な
問題が起きている。離婚やら病気やら借金やら・・・。
内一人は旦那様が無くなり、自宅もなくなってしまった。
今は何処に居るのかもしらない・・・。
私達家族は、その逆に幸せな日々を過ごしている。

良い話かどうかは疑問な所だが、最近母親が妙にしっかり
してきている。祖母が憑いているのか、付いているのか・・・。
嫁姑でも実の親子以上の関係になれると思った。
でも死ぬ前に仲良くしてれば、と思った。


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