ほんわかMkⅡ : 無口

20 名前：恋人は名無しさん [sage] 投稿日： 2011/10/15(土) 21:14:13.96 ID:GYsrtgWdO
無口だしノリが良い方じゃないから誤解されやすいけど、ただ人見知り＋照れ屋なだけで本当はすごい優しい彼女。
ブサで仕事行く以外は半ヒキな俺には勿体無いくらい良い子。

二人で飯食いに行った時、俺の昔の同級生（他人を貶して笑いを取るようなＤＱＮ）が俺に気付いて絡んで来た事があった。
案の定「お前でも彼女出来んだなｗ」とか「知ってる？こいつクラスでずっとハブられてたんだぜｗｗｗ」とかベラベラ喋ってくれた。
情けない話もうトラウマレベルの思い出だったし俺が何も言えないでいたら、普段無口な彼女がいきなり「私は俺さんが好きです！！」って叫んだ。

「俺さんが何か悪い事をしましたか？貴方に何か危害を加えた事があったのですか？ないならいいじゃないですか！！
俺さんは優しい方です！！私みたいな根暗にも普通に接してくれました！私は俺さんが大好きなんです！！」

もう最後は涙声だったし、ＤＱＮも彼女の勢いに飲まれて黙りこんでた。
後で聞いたら彼女も昔イジメまではいかないけど小馬鹿にされてた時期があったらしく、それがその時の状況と重なってあんな風に叫んじゃったらしい。
それ聞いて俺も泣いた。ずっと大事にしていきたいです。

彼女、人見知ります（３） (週刊少年マガジンコミックス)

宮島礼吏

講談社

2022-05-17

タグ：: #人見知り; #彼女; #無口; #恋人; #泣ける話; #照れ屋

892 名前：恋人は名無しさん[] 投稿日：2010/01/10(日) 21:01:51 ID:57N9C1/70
彼と出会ってから二カ月。
ある日、講義中に彼からこんなメールが届いた。
「講義終わったら一緒に○○公園散歩しよう」
その公園は私の家からも彼の家からも近い大きな公園。
二人で蚊に刺されながら一緒に並んで歩いて、いっぱいお喋りして、散歩を楽しんだ。

暗くなってきた頃、「じゃあ今日は楽しかったよ！さそってくれてありがとう！」と言ったら
「いや、途中まで送るよ」との返答。
私と彼の家は徒歩だとけっこうな距離があるから、途中までなら、ということで一緒に帰った。

五分後。
私「もうここまででいいよ！ありがとね！」
彼「ん？まだいい」
私「まじか」

さらに十分後。
私「ここまでで良いよほんとに！ありがとね！」
彼「ん？まだいい」
私「まじでか」

さらに十分後。
私「家に着いちゃうから、もう帰ってくれていいよ！ありがとね！」
彼「ん。もうちょい大丈夫」
私（なんなんだこいつは！）

893 名前：恋人は名無しさん[] 投稿日：2010/01/10(日) 21:10:21 ID:57N9C1/70
続きです。

結局家の前までついてきてしまった彼。
私「…家ついちゃったよ。送ってくれてありがとう」
彼「ついてしまったか」
私「また一緒に散歩しようね！じゃあね！」
彼「ちょっと待ってください。…うあ～…うあ～」
私（ほんとになんなんだこいつは！）
彼「うあ～…えっと、○○さんに会ってたのしいことたくさんありました」
私「おう、ありがとう（！！！！ま、まさか！！！！）」
彼「えっと、まだ、会ってから時間もあんまり経ってないけど、……えーっと……俺…」
私「…好きになっちゃったか？」
彼「………はい」
私「わわわ～、ありがとう。好かれてたんだね、私」
彼「うん。…………で、もしよかったら俺と、…付き合ってくれますか」

無口で喋るのへたくそでシャイで不器用で、でも一生懸命言葉を選んでくれた彼に私はその時惚れた。
あれから一年半。
今でも無口で喋りべたな彼だけど、大好きです。