760 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2010/11/20(土) 12:25:32 ID:GPGJZNWW
学生の街からもう一つ。

学生の~というか、まあ、御所がある場所なんだ。
御所の近くにTSUTAYAがあってね、よく散歩がてらDVD借りに行ってる。
その日も何枚か借りた後、御所脇をてくてく歩いてたら、自転車止めてる二人の金髪のねーちゃんに出くわした。
ねーちゃんたち、すっごいイイ笑顔で―――散歩中の毛玉(ポメラニアンの子犬かな?)眺めて和んでた。
つられてこっちも和みつつ、ちょっと前失礼しますよ、と自分は通りすぎたわけね。
しばらくしたら後ろから、さっきのねーちゃんずの一人が自転車でシャーッと追い抜かしていった。
とっさに、「あ、もう一人来るな」と思ったんだけど、問題が……
その歩道、すごく狭くて、自転車もよく通るから習慣的にいつも端に寄って歩いてるんだけど、電柱も多いんだ。
最初の一台に追い抜かされた時は丁度いい感じにすれ違えたけど、目の前に電柱が迫ってる。
もう一人のねーちゃんはなかなか来ない。
素早く電柱を回って端に戻ることも考えたけど、タイミング的にちょっとヤバイ気がした。
だから電柱を目の前にして立ち止まって「まだかなまだかな」って待ち構えてたけどなんか遅い。
「どうしたのかn?」と振り返った時に、もう一人のねーちゃんもシャーッて自転車走らせてきて
すれちがいざまに「アリガトーーーッ!」
今思うと、後からきたねーちゃんも、こっちに気を使って思いっきって走れずにいたのかな?
道を譲ったというのが通じたのも嬉しかったけど。
別にサンキューでも
メルシーでも
ダンケでも
嬉しかったとは思うけど。
「アリガトー」ってひときわイイ響きだよね。
じ~んときた。