395 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2009/06/03(水) 23:55:07 ID:97HlMhR90
もう随分昔の話なんだが、
これは俺の叔父さんの話。
叔父さんが長期入院していて、
もう長くないなんて事を聞かされて見舞いに行った。
その日はかなり体調も良かったようで、
色々な事を話したが、次の日から行く出張の場所が、
叔父さんの以前住んでいた場所で、
しきりにいいなあ、行きたいなあと言っていた。
次の日、出張に出かけようと営業車に乗り込むと、
後部座席に白い服を着た人が乗り込んできた、気がした。
もちろん振り返っても誰もいない。
出張は事の他順調で、予想より早く帰路に着いた。
もうすぐ隣町と言う所で、どうせ直帰なのでパチンコ屋に立ち寄った。
パチスロに座ると後ろから見ている白髪の男性がいた。
そしてすぐに出たので気にせず打っていた。
終ってみると俺のすぐ後ろは壁で、間隔も狭いので、
見物していたらしっかり見えるはずである。
なぜかそんなものを見ながら恐怖感は無かった。
2日後、叔父さんが亡くなったと知らせが入った。
思い起こすと後ろで見ていたシルエットが元気な頃の叔父さんそのものだった。
そして、抗がん剤でもがき苦しんでいた叔父さんは、
その1週間は非常に穏やかで、静かな最後だったと言う。
もう随分昔の話なんだが、
これは俺の叔父さんの話。
叔父さんが長期入院していて、
もう長くないなんて事を聞かされて見舞いに行った。
その日はかなり体調も良かったようで、
色々な事を話したが、次の日から行く出張の場所が、
叔父さんの以前住んでいた場所で、
しきりにいいなあ、行きたいなあと言っていた。
次の日、出張に出かけようと営業車に乗り込むと、
後部座席に白い服を着た人が乗り込んできた、気がした。
もちろん振り返っても誰もいない。
出張は事の他順調で、予想より早く帰路に着いた。
もうすぐ隣町と言う所で、どうせ直帰なのでパチンコ屋に立ち寄った。
パチスロに座ると後ろから見ている白髪の男性がいた。
そしてすぐに出たので気にせず打っていた。
終ってみると俺のすぐ後ろは壁で、間隔も狭いので、
見物していたらしっかり見えるはずである。
なぜかそんなものを見ながら恐怖感は無かった。
2日後、叔父さんが亡くなったと知らせが入った。
思い起こすと後ろで見ていたシルエットが元気な頃の叔父さんそのものだった。
そして、抗がん剤でもがき苦しんでいた叔父さんは、
その1週間は非常に穏やかで、静かな最後だったと言う。