70 名前:名無し職人[sage] 投稿日:2006/01/31(火) 17:27:03
大学構内のベンチにて
「あっやべっ、お前先週この授業でてた?」
「遠まわしに言わないで堂々とノート見せてって言えば?」
「すんませんノート見せてください」
「え~ただで見ようっての?」
「わかったよ今度飯おごるよ!だから見せてください」
「そうじゃなくてぇ」目をつぶって軽く顔を突き出す女の子。
合点がいった男は恥ずかしそうに女の子に軽くキスする。
そんな光景を暗がりから恨めしそうに見つめる俺。

十代最後の、冬。今年も僕は一人です。