574 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/09/06(火) 10:56:49.56 ID:YwXaGljq
広島で思い出した

戦後間もない頃の広島カープはとにかく弱く、おまけに球団も大赤字と辛い日々が続いた
しかしいくら弱小赤字球団とはいえ、税務署はそこからも税金を徴収しなければならない

売り上げの多くを占める入場料は、税務署員が半券を使って監査していた
例えば一試合で1000枚の半券があれば、その日は1000人分の入場料
即ち売り上げがあったと見なされる

これを実践するために税務署員は球場入り口に張り付き、係員が半券を不正に
捨てたりしないかをずっと監視する必要があった

しかしいくら鬼の税務署員とはいえ、所詮は人の子
やはり地元カープを応援するという点では他の広島県民と同じ思いだったのだろう
本来はずっと監視していなければいけない立場の税務署員が、
「さてと、ちょっとトイレに行ってくるかなあ」などとわざとらしく言い出した

球場係員も最初はポカーン(゚д゚ ) だったらしいが、その後試合がある度に
この税務署員はトイレだの電話だのを口実にわざとその場を離れるのであった

要するにこれは「売り上げを減らして税金を抑えろ」という税務署からのサイン
係員もその真意が分かってから、誰も見ていないうちにこっそりと半券を抜いていたとか


575 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2011/09/06(火) 11:03:14.87 ID:AIDQIwSf [2/2]
>>574
だってアンタ、選手の給料が払えなくて観客に「お金を恵んでください」ってお願いした球団だもの
そんな(文字通りの)乞食球団が優勝したんだから昭和50年の大騒ぎも当然であったし
今でもカープファンには「ワシらの球団」という意識がしっかりと根付いているわけですよ