191 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:2015/01/03(土)09:11:22 ID:mrU
ポルトガルで出会った男の子とおじいちゃんの話。

ポルトガルを一人旅していた時のことです。
カフェで友人宛の手紙を書いていると、
すぐ横で7~8歳くらいの少年とお爺ちゃんが立ち止まりました。
2人共ニコニコと笑顔でこちらを見ています。

アジア人が珍しいのかな?と思いながら、こちらも笑顔につられて挨拶。
「日本人ですか?」とお爺ちゃんが訪ねるのでそうだと答えると、
少年は一層笑顔になりました。


少年「僕、学校で日本の文化の勉強したよ。
カタカナで名前も書けるんだ(`・ω・´)」
お爺ちゃん「日本とポルトガルは何百年間も友達だからね、
この子も日本が大好きなんだよ。」

なんでもその子の通う小学校では選択授業の1つに
日本文化の授業が行われているそう。
折り紙や習字、簡単な日本語講座などがあるそうです。

少年「『ハジメマシテ。コンニチハー。アリガト。』」
私「『こんにちは、初めまして。』」
こちらも日本語とお辞儀で返すと、少年も「通じた!」と興奮気味。

お爺ちゃん「ポルトガル語と日本語は似ているよね。
例えば、オブリガード と アリガート とかね。」
私「(似て…いるのか!?)」
このダジャレ(?)は他のポルトガル人も言っていました。
語呂合わせで覚える日本語として、
ポルトガルではお約束のフレーズなのかもしれません。

お爺ちゃん「ジェロニモス修道院は行ってきた?」
私「今日行ってきました。とても綺麗ですね」
お爺ちゃん「そうでしょう? 国立美術館もお勧めだ。
あそこには沢山日本のものがあるよ」
少年「僕、行ったことある! 屏風見てきたよ」


少年とお爺ちゃんは終始フレンドリーに、
日本とポルトガルの共通点の話や
おすすめの観光地とポルトガル料理の話をしてくれました。

ポルトガルでは他にも多くの日本贔屓の人に出会いました。
ヨーロッパの中ではちょっとマイナーな国かもしれませんが、
物価も安くで治安もよく、オススメの国です!
…あれ、ポルトガルびいきの日本人の話になってしまった。