923 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:01/11/19 04:14 ID:pTxs4HMN
僕も一つだけ大切に覚えているのがある。


 貧乏だった小学生の頃一車両5000円くらいする
電車の小型模型ラジコン(ゼロゲージだっけ?)が学校で流行っていて、
周りの友達は皆それに夢中だった。中には10両位持っている友達もいて
僕はいっつも羨ましいなって思ってた。でも家には今兄姉が医大へ行ってて
お金が全く無かった。

ある日お母さんと近くのデパートに食料品の買い物についていき、
入ったデパートの入り口にあったその電車の模型に目が止まった僕は
当時その模型がとっても高価なもので買ってもらう気なんて
全然なかったのでせめてずーっと「いいなー」って具合に眺めていたんだけど、
それを見た母親が
安いパートの給料で稼いだ5000円札が1枚だけ入った
赤い古くなった財布から財布をパチッて開けて、
なんとその電車を僕に
「いい子にお留守番してるからプレゼントね」って言って買ってくれた。
凄い嬉しかったけど子供心に大変なのに親に悪いな~って思ったのを覚えている。

それから夕方自転車で食料品は何も買えずに家へ帰った。
一回り大きな自転車に乗っていたお母さんは
なぜか凄く満足そうな顔で笑いかけていてくれた。