4 名前:名無しさん[] 投稿日:2014/03/10(月)10:53:32 ID:q7iQ+y8xj
猫の思い出

大学を出て田舎に戻った際、寂しさから子猫を飼うことにした。
か弱くミーミー鳴くからミーちゃんと名付けた筈の茶虎のオス猫。

二年後、猫はご近所のボス猫になっていたが、やはり大変だった様で、
耳は千切れ肉球の親指?はもげ、色々傷だらけだった。
骨太で頭の大きい体格から、さながら小さい虎のようであった。

俺の住む離れの一軒屋と外を自由に出入りする彼は、ボスになっても
俺の事を大事に思ってくれたようで、2日連続生きた鳥を持ち帰ったが、
俺が嫌がった為、2日連続自分で食べたらしく、餌の皿にクチバシ×2と
足×4が残っていた。
 
弟が帰省し離れに泊まった際は、枕元に生きたアオダイショウを置いた
ので、深夜に弟の絶叫が聞こえた。

俺に彼女が出来、泊まった日の朝には、玄関にまだ毛も生えていないような、
おそらく狸の胎児が置かれていた。猫の目の上には親狸に咬まれた痕であろう
穴が三つあいており、また、巣穴に入ったからか泥だらけで、とてつもなく
獣臭かった。
 
その後、俺が結婚し、嫁さんが日中家にいた新婚時期は、一週間で4匹の
カエルを嫁さんに貢ぎに来たそうだが、嫁さんが泣いて嫌がったからか、
作戦を変えたようで、数週間後、あまりの異臭に家捜しをしたらカーペット
の下からヤモリの亡骸が2体出てきた。
 
激闘の生活が祟ったのか10歳を前に心臓麻痺のような感じで死んでしまったが、
またあんな猫を飼いたい。