443 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/06/17(火) 00:27 ID:XlbXerck
幼い頃、家が近かったせいもあって
母方のおじいちゃん、おばあちゃんにとても可愛がられて育ちました。
遊びに行くといつもおいしいものを食べさせてくれて、
欲しいおもちゃも買ってくれた。
お小遣いもいつも貰っていました。

小学校に上がる前に、親の都合で1時間ほど離れたところに引越しました。
それでも週末は必ず遊びに行っていたんです。
でも中学・高校と進むにつれ、だんだんと疎遠になっていきました。
友達と遊んだり、勉強したりするほうがそのときは大事だったから。

当時うちは貧しくて、お小遣いという習慣がない家だったので
欲しいものができたり、手持ちがなくなったりすると
祖父母の家に行って、お小遣いを貰ってたました。
ほとんどせびりに行ってただけ。
口には出さなかったけど、分かってたんだろうな・・・。


444 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/06/17(火) 00:28 ID:XlbXerck
高3の夏、おじいちゃんが亡くなりました。
孫には優しかったけど、おばあちゃんや子供たちにはいつも毅然として
とても厳しい人でした。
悲しかったけど、なぜか涙は出なかったんです。
どっちかっていうと、喪失感のほうが大きくて。

おじいちゃんの生前は、あんなにグチを言っていたおばあちゃん。
おじいちゃんの介護からも開放されて、ようやく余生を楽しめる時が来たのに
なんとなく、おばあちゃんが一回り小さくなったような気がしたのは
気のせいだったのかな。

大学受験を控えたその年の冬、おばあちゃんの家に行きました。
その日はすごく寒い夜で。
いつものように、帰り際最寄駅までおばあちゃんが送ってくれることになりました。
玄関を出るときにおばあちゃんは「これ暖かいんだよ」って、
同居してたいとこの黒いダウンジャケットを羽織ったんです。
でも、ジャケットはちょっと太めのおばあちゃんの体には小さくて、
今にもはちきれそうで。
その格好がおかしくてつい笑ってしまいました。
おばあちゃんも照れて笑っていました。

その時に心に決めたんです。
「大学に入ってバイトしたら、一番最初に貰ったお金で
おばあちゃんにダウンジャケットを買ってあげよう」って。
季節はずれになっちゃうかもしれないけど、
その次の冬でも着られるようにって。


445 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/06/17(火) 00:28 ID:XlbXerck
その数日後、年が明けて突然おばあちゃんが倒れたという知らせが入りました。
救急車で運ばれ意識不明のまま、呼吸器に繋がれ数日間。
まだ体は温かかったのに。
声をかけたら動いたと思ったのに。
結局、最後の言葉も交わさぬまま、おばあちゃんは逝ってしまいました。

最後まで、あたしの無茶な受験と体を心配してくれてたおばあちゃん。
無事に大学に合格したこと、伝えたかった・・・
大きなダウンジャケット、買ってあげたかった・・・
そして、少し大人になった自分と、同等に話をしてみたかった。

あたしの決心は今も果たされることのないまま。
わがままばかりでごめんなさい。
大切にしてあげられなくてごめんなさい。

あの日、改札で手を振ってくれた姿が、今も目に焼き付いてるよ。






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