414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/06/13(月) 08:55:27.39 ID:i/xPzu1p
中学の頃の話。
自分の弁当のなかみではなく、ある男子生徒の弁当の中身を見て泣けた。

そこ子はいつも美味しそうなお弁当を持ってきていた。
色とりどりでバランスも考えられた内容で、別容器には
ヨーグルトやプリンなども持ってきていた。
すべてお母さんの手作りなんだと言っていた。
ほんと羨ましくてさ、うちのババーの弁当とこうも違うのかと。
その彼がある頃からパンばかりの日々だったので、何故?ってきいたけど
黙ってうつむいてた。

それから数ヶ月たったとき、朝のホームルームで
彼のお母さんが亡くなりましたと先生から聞かされた。癌だった。
彼は机に突っ伏してしくしくと泣き出してしまい、みんな凍りついてしまった。
その彼の背中に手を回し、優しく声をかけた別の男子がいた。
その子お母さんもすでに亡くなっていて、私の母と友人だった人。

それ以降、彼らは2人でよくお昼食べていた。
弁当はお父さんが作るそうで、ご飯がめいっぱい詰め込まれ
スーパーの惣菜もろってかんじ。可哀想だなとおもえたけど、
当人たちはニコニコたべてた。やはり友人という存在は
どんなものでも美味しくさせるのかね。






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