9 名前:名無しさんの初恋[] 投稿日:2006/09/24(日) 02:44:09 ID:68O4S0nE
中2の頃、私はクラスでは真面目な方で、片思いの彼は目立つグループにいました。

ある日、『シャーペンがないっ』って焦ってる彼に、私が持っていた予備のシャープペンを渡したのをきっかけに、彼は何かと私に構って来るようになりました。

鮮明に覚えてるのが、校外陸上大会の日。

私は運動音痴で出場する種目もなく、友人たちは皆部活生で何らかの種目に出ていた為、スタンドで一人で競技を見ていました。

すると、高跳びの種目を終えた彼が、私の隣りに来たんです。

『あ~疲れた!〇〇見てた?俺、頑張ったよー』

『え、ごめん見てなかった』

『まじかよ、ショック!…まぁいいや。ちょっと休ませて』

そう言って彼は、階段になってるベンチを一段降りて、私の足を背も垂れにしてきました。
内心ドキドキしながらも、
『ちょっと、意味わからん(笑)』と突っ込むと、彼は
『いいじゃんこんくらい~…てか何か喉乾いた~』
と、私が持っていたミルクティーに視線を移したのです。

渡そうかどうか迷ったけど、こんな炎天下の中ミルクティーはないだろ、とか、それより間接キスになるし迷惑じゃないか、とかグルグル考えてしまい、結局渡せませんでした。


12 名前:名無しさんの初恋[] 投稿日:2006/09/24(日) 02:53:22 ID:68O4S0nE
しばらくして、競技を終えた彼と同じグループに位置する女の子が戻ってきて、
『あんたら何してんのよ~』って茶化してきたにも関わらず、彼は満面の笑みで
『〇〇は俺専用だからいいの!』と言い切りました。
一点の曇りもない笑顔で。

でもその後、彼とは別のクラスになり、そのまま卒業して別々の高校に進学しました。

風の噂で彼には同じ高校に彼女が出来た事を知ったけれど、その時はそんなにダメージはなかった気がします。

でも、高校二年になった時。あたしと同じ学校に通う彼の友人と、たまたまバスで一緒になりました。
彼氏彼女ほしーけどなかなかね、みたいな話をしたのですが、その時思いもよらない事実を知ったんです。

『〇〇はさ、中2んときお前の事好きだったんだぜ』

彼女いるって知った時より、この時のショックときたら。

いろんな後悔が次々と押し寄せて来て、もう、言葉にもなりませんでした。


時は流れ、私ももう21になり、地元を出て毎日普通に働いています。

成人式の日に帰省して、たまたまその場のノリで彼と撮った写真だけが、私の手元には残っています。

毎日普通に幸せだけど、やっぱり何度も思い出しちゃうんですよね。

本当に純粋に好きだったなぁって。

長文ゴメンなさい。でも、読んでくれてありがとう。






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