409 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:19/08/19(月)22:51:11 ID:g9.by.L1
空気は読まない。
私は大学で管理栄養士を取って更に専門学校で製菓衛生士を取った。
私の子ども時代は市販のお菓子は陳列されてるだけで見るだけ、周りの子が何を買ってるのかじっとスーパーのお菓子コーナーで我慢するだけ。
甘い物と言えばお湯に三温糖を溶かして牛乳で割る偽飴湯だった。
温かい砂糖水が私の唯一の癒しだった。
それを飲み過ぎて胃がシワシワになって小学生でバリウムを飲んで検査した事がある程に当時は貧乏な家だった。
チョコレートの鼻に抜けるカカオの匂い、生クリームのコク、バニラビーンズの深くてまったりしか感じなんかは知らないまま大人になった。
大学3年の時将来の事を考えた時、私は女だから人並みに行けば結婚して子どもも産む。
母親が不慣れで毛羽だったような真っ黒なスポンジケーキを焼いてくれた思いがぶわっと沸き上がってきてどうしてもパティシエールにならなかったら後悔するとそれまで学費を払ってくれた両親に返す為に貯めてたバイト代を専門学校の費用に宛てた。
周りから見たらわざわざ親の金で就職を回避したんだろうと思われるけど四分割で専門の学費は賄った。
憧れのパティシエール。
寝る時間は愚か休みの日もなんで生きてるかわからない日が続き、やっと自分の店を持てた。
子は3歳。
仕事にかまけて寂しい思いをさせてしまった。
自分の気持ちを優先させてしまっている。
今日保育園で子が「ママが誕生日にポンプ車のケーキを作ってくれたの!」と自慢していて、大きさも8号位でそこそこだったからか両手いっぱいに大きいケーキを表現していて。
砂糖水に食紅のジュースにホットケーキの間に砂糖を混ぜたマーガリンとオモチャのピックを刺して祝ってくれた母を思い出した。
私は母として出来る事をしたつもり、母も私が喜ぶように色々考えてくれたんだろうなぁと思うと。
私が子にしてあげたかった事は全部母が私にしたかった事なんじゃないかと思って泣きそうになってしまった。
子の嬉しそうで一緒にフルーツを飾る時の誇らしげな顔は一生忘れられない。






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