580 名前:名無しさん@1周年[] 投稿日:2000/05/17(水) 22:19
昔大学に行って初めて一人暮ししたとき。
荷物や何かを一緒に運んできてくれた両親が帰った次の日の夜、
さあ一人で晩御飯を作って食べようと、台所に立った。
で、いつも家事を手伝っていた調子で、ハンバーグを作った。
3人分位作ってしまった。
焼いて、付け合せの野菜切って、綺麗に盛り付けてとしてる間に、
面白くて笑えるテレビを大音量で付けてたのに、やっぱり
寂しくてたまらなくなってきた。食卓についた時には
もうハンバーグはひどく味気ない、おいしくない代物になって
しまってた。

いつもは晩御飯を作っておいたなら、両親が「美味しい」
「綺麗に盛り付けたね」と誉めてくれて、嬉しそうに食べて
くれてたのに、このとき初めて気がついたのですね。それまで
当然のように流して聞いていたので、それがどんなに嬉しい
ことかと考えもせずに。

 まだ見知らぬ土地で友達も居なかった時で、何もかもひどく
さみしかった。ほんとに一人っきりになった気がした。電話もまだ
部屋に繋がっていなかったので、数百m先の電話ボックスまで
走って行って、晩御飯にハンバーグを作ったという話を、
泣きながら話してた。電話ボックスの丸見えのガラス張りが
ひどく恥ずかしかったものです。

 ハンバーグはその後、ピーマンに詰められたりミートボールに
なったりと姿形を変えたけど、なくなるころでないと泣かずに
電話出来たこと無かったなあ・・・。