431 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:07:29 ID:8hOxWq7/ [1/7]
小五の春に彼は転校して来た。
私の住んでいた所は田舎で東京から来た彼はとても皆と違う雰囲気があった。
どちらかと言うとジャニーズ系だった。
最初は周りの男子も近寄らず彼は一人だった。
そしてある日いたずら好きのAが彼と仲良くなっていた。
それを見て周りの子も少しずつ彼と話すようになった。
ある日席替えがあり私は、彼と隣になった。
それから少しずつ話すようになりその人柄の良さに私はひかれた。
いつのまにか毎日しゃべっていた。
いろいろな話をした。東京の話とかテレビとか…。
それから彼にはたくさんの友達が出来た。
そしていつのまにか彼の周りにはいつも友達が居た。
そんなある日彼は学校を休んだ。
433 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:16:46 ID:8hOxWq7/ [2/7]
つづき。しかし担任は彼が休んだ理由を中々言わなかった。
そして帰りの会(HR)に先生が口を開いた。
「○○は、昨日自転車に乗っていて曲がり角にぶつかった。」
すると男子の一人が
「すごい怪我をしたの?」と言った。
先生が少し小さな声彼の休んだ本当の理由を言った。
「大した怪我ざゃない。でも○○が曲がり角にぶつかったのは目が見えなかったからなんだ。」
どうやら彼は目の病気だった。小さいころからの持病でいつかは目がまったく見えなくなってしまうという病だった。
(ごめんなさい。病名わかりません。)
434 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:21:49 ID:8hOxWq7/ [3/7]
つづき。そして彼は次の日も学校を休んだ。
Aや周りの子はものすごく心配していた。
しかしその次の日彼はいつもと変わらない様子で学校に来た。
そして皆もいつもと変わりなく彼に接していた。
でもなんとなくみんないつもより優しかった。
私もいつも通り彼と喋っていた。
しかしある日HRで先生からお知らせがあった。
435 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:26:38 ID:8hOxWq7/ [4/7]
つづき。先生は言った。
「○○は五年生の三月でまた前の学校に戻ります。」
皆は嘘だろ!とか言ってたが彼本人から
「本当だよ。」
と告げた。泣きだしそうな子も居た。
でももう二月になっていた。
そして皆からある案が飛びかった。
お別れ会をしよう。と。
そして彼には内緒で準備をすすめた。
436 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:30:18 ID:8hOxWq7/ [5/7]
つづき。男子たちは、グループにわかれその日に読む作文を作り女子は、その日の進め方など話し合った。
そしてみんなで彼に歌を歌おうと言うことになった。その歌は
「ビリーブ」とゆう彼がうちのクラスに来てから初めて音楽の授業で歌った曲だった。
437 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:38:22 ID:8hOxWq7/ [6/7]
つづき。
そしてその日が来た。
先生が彼を休み時間に呼び出しそのうちに準備をした。
そしてチャイムが鳴り彼が教室に入ってきた。
それと同時に女子が彼を前の真ん中の席へと案内した。
そして「これからお別れ会を始めます」と言うと彼も気付いたようだった。
まず男子が作文を読んだ。今まで過ごした思い出等も言っていったが途中でその男子が泣き崩れた。
でもその男子は一生懸命読んだ。そして床には無数の涙がこぼれていた。
そしてびしょびしょになった作文を彼に渡した。
「目が見えなくなったらいつでも助けにいくから。」
とことばを残した。
そしていつのまにか私も涙が出ていた。
438 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:44:43 ID:8hOxWq7/ [7/7]
ラスト。
私も涙が溢れ周りの子からも涙が溢れていた。
そして最後にビリーブを歌った。
最後の方はもう涙でよく聞き取れなかっただろう。
そして最後に彼がみんなに言った。
「本当に…ありがとう。」彼も涙を流した。
そして彼は去っていった。 それから彼の消息は途絶え今彼が何処にいるかはわかっていない…。
こんな長い駄文すいませんでした。
これで終わりです。
ありがとうございました。
小五の春に彼は転校して来た。
私の住んでいた所は田舎で東京から来た彼はとても皆と違う雰囲気があった。
どちらかと言うとジャニーズ系だった。
最初は周りの男子も近寄らず彼は一人だった。
そしてある日いたずら好きのAが彼と仲良くなっていた。
それを見て周りの子も少しずつ彼と話すようになった。
ある日席替えがあり私は、彼と隣になった。
それから少しずつ話すようになりその人柄の良さに私はひかれた。
いつのまにか毎日しゃべっていた。
いろいろな話をした。東京の話とかテレビとか…。
それから彼にはたくさんの友達が出来た。
そしていつのまにか彼の周りにはいつも友達が居た。
そんなある日彼は学校を休んだ。
433 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:16:46 ID:8hOxWq7/ [2/7]
つづき。しかし担任は彼が休んだ理由を中々言わなかった。
そして帰りの会(HR)に先生が口を開いた。
「○○は、昨日自転車に乗っていて曲がり角にぶつかった。」
すると男子の一人が
「すごい怪我をしたの?」と言った。
先生が少し小さな声彼の休んだ本当の理由を言った。
「大した怪我ざゃない。でも○○が曲がり角にぶつかったのは目が見えなかったからなんだ。」
どうやら彼は目の病気だった。小さいころからの持病でいつかは目がまったく見えなくなってしまうという病だった。
(ごめんなさい。病名わかりません。)
434 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:21:49 ID:8hOxWq7/ [3/7]
つづき。そして彼は次の日も学校を休んだ。
Aや周りの子はものすごく心配していた。
しかしその次の日彼はいつもと変わらない様子で学校に来た。
そして皆もいつもと変わりなく彼に接していた。
でもなんとなくみんないつもより優しかった。
私もいつも通り彼と喋っていた。
しかしある日HRで先生からお知らせがあった。
435 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:26:38 ID:8hOxWq7/ [4/7]
つづき。先生は言った。
「○○は五年生の三月でまた前の学校に戻ります。」
皆は嘘だろ!とか言ってたが彼本人から
「本当だよ。」
と告げた。泣きだしそうな子も居た。
でももう二月になっていた。
そして皆からある案が飛びかった。
お別れ会をしよう。と。
そして彼には内緒で準備をすすめた。
436 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:30:18 ID:8hOxWq7/ [5/7]
つづき。男子たちは、グループにわかれその日に読む作文を作り女子は、その日の進め方など話し合った。
そしてみんなで彼に歌を歌おうと言うことになった。その歌は
「ビリーブ」とゆう彼がうちのクラスに来てから初めて音楽の授業で歌った曲だった。
437 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:38:22 ID:8hOxWq7/ [6/7]
つづき。
そしてその日が来た。
先生が彼を休み時間に呼び出しそのうちに準備をした。
そしてチャイムが鳴り彼が教室に入ってきた。
それと同時に女子が彼を前の真ん中の席へと案内した。
そして「これからお別れ会を始めます」と言うと彼も気付いたようだった。
まず男子が作文を読んだ。今まで過ごした思い出等も言っていったが途中でその男子が泣き崩れた。
でもその男子は一生懸命読んだ。そして床には無数の涙がこぼれていた。
そしてびしょびしょになった作文を彼に渡した。
「目が見えなくなったらいつでも助けにいくから。」
とことばを残した。
そしていつのまにか私も涙が出ていた。
438 名前:癒されたい名無しさん[] 投稿日:2006/01/15(日) 16:44:43 ID:8hOxWq7/ [7/7]
ラスト。
私も涙が溢れ周りの子からも涙が溢れていた。
そして最後にビリーブを歌った。
最後の方はもう涙でよく聞き取れなかっただろう。
そして最後に彼がみんなに言った。
「本当に…ありがとう。」彼も涙を流した。
そして彼は去っていった。 それから彼の消息は途絶え今彼が何処にいるかはわかっていない…。
こんな長い駄文すいませんでした。
これで終わりです。
ありがとうございました。
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