520 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:02/02/12 17:11
ちょっといい話かどうかわかんないけど・・・。
私の父は数年前に他界しました。普通の死に方ではありませんでした。
世をはかなんで死にました。丁度その時母は余命数ヶ月と診断されるほど
重い病気で父は死に物狂いで看病しました。母が三途の川を渡ろうとしたとき
誰かが足をつかんで離してくれなかったそうです。手を見ると父の手。
「俺を一人にするな!愛してるぞ!逝くな!」って叫んだそうです。
結局母は奇跡的に安定し、退院しました。その直後の父の悲しい死でした。
なぜこんなことになったのか?家族全員悲しくて、苦しくて・・・。
ああいう死に方をした人は成仏できないとか3代目に悪いことが起こるとか
言われて、余計に苦しみました。毎日毎日祈りました。
 母は自分を責めました。父の死後5日ほど立った時母は父の事を話し
わっ!と泣き出しました。その時デレビが突然ザーと砂の嵐のように
なりました。3分くらいずっとなってました。テレビ局のせいでもなかったです。
姪っ子は夜中に突然「じいじがあそこにおるけん、行って来る」と起きたりと
なんだか、まだ居るんだなぁって感じでした。

 1年近く経った時私の子供がある手術をしました。その時子供いわくじいじが
でてきたそうです。その数日後父の1周忌の明け方とても不思議な夢を見ました。
見たことも無い家に私の母、兄、それから知らない人が2人と私の家族がいました。
そこに父も暗い顔で母の隣に座っていました。母は死んだ父のことを思い出して
泣いています。みんな父が居る事に気付いてない。私は見えないふりをして他の部屋へ
行くとそこに父が後ろ向きで立ってました。私は抱きついて泣きました。ワンワン
泣きました。父はそれを顔色一つ変えずじっと見てました。そして、「そろそろ還るわ」
と言いました。私は「そんな死に方卑怯よ」と言ってしまいました。すると父は
私を抱き上げて窓辺に行きました。窓を開け「またな」と静かに言うと私を放り投げました。
落ちる瞬間(ああ。夢から覚める)と思いました。起きた瞬間涙が止まりませんでした。
ああ。やっと還ったんだなと安心しました。今思えば責めてばかりで「ありがとう!」
って言えなかったのが心残りです。
 父の最期の「またな」って言葉。また逢えるんだ。それを信じて今度会うときには
もうちょっと父の自慢になれるような私になっていたいです。そんなこといっても
怠け者の私だからかなり時間がかかるけど。
 暗い話を長々とごめんなさい。