428 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/07/07 13:28 ID:T0BBOYHj
20年位前の小学校の頃、休日に妹がなにやらわめいていた。
どうやら食器棚からお皿を取ってほしいのだという。
まだ背の低い妹は食器棚に手が届くわけもなく、四苦八苦していた。

小学生というのは、特に妹と仲がいいというわけでもなく、
それになんとなく面倒臭かったので、放置。

「いいよお兄ちゃんのバカー、自分で出来るもん」
そんなことを言われても放置。はっきりいってウザイ。

数分後
「あっ」
っという声が聞こえてからすぐに
「ドスン」という音。

見てみると食器棚によじ登った妹が落ちた様子。
「(ヤレヤレ)」と思った瞬間、目を疑った。
2メートルはあろうかという食器棚が傾いて落下してきている。
妹はまだ気づいていない。
「(これ、つぶされたら・・・やばい・・・?)」
無我夢中でダッシュ。
間一髪妹がつぶされる直前に両手で食器棚を支える。
皿やら食器やら大量の陶器が落下、全部割れた。
泣き叫ぶ妹。だがそれは痛みからではなく恐怖からだったらしい。
妹は無事だった。
安心すると今度は自分の両手に激痛。
俺の両手はガラスなどが刺さり血まみれになっていた。
そこら辺血の海。そのまま病院へ直行。脈まで切れていたらしい。

あの食器棚が落ちてくる瞬間、全てがスローモーションに見えた。
今でも俺の両手にはその時に縫った痕が残っています。


430 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:03/07/07(月) 15:19 ID:sDOKPVdt
>428
咄嗟のとき、追い詰められたときどう動くかで人間の価値は決まる。
お兄ちゃんかっこいい。