744 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:02/02/17 14:16 ID:wYBpaPDS
KOF98対戦が盛り上がっていた頃。その時ゲーセンは人も少なく、
KOF98をのんびりCPUで遊んでいたら、ゲーマー風の男性に乱入される。
「参ったなぁ…。」
私は一人、心の奥でつぶやいた。
新作で対戦台だから入られるのは当たり前。
しかしどうにもヘボプレイヤーな私には人が少ない時間帯を選んで、
CPUでこっそり練習するしかなかった。
普段から女性プレイヤーという事や、プレイスタイルも馬鹿みたいに
飛び込んだりするのでカモられたりする事が多かった。
たまに勝っても台を蹴られたり、大きな声で向こうから
罵声をあびせられる事もしばしば。
すると後ろから、「ネーちゃん頑張れ!」という声が。
ふと振り向くと特攻服を来たお兄ちゃんが応援してくれていた。
応援の甲斐もあってか、その日は珍しく2勝1敗。
席を立つと、「すげーなネーちゃん、オレより上手いじゃん。」
「投げキャラばっかで渋いじゃん。」と口々に誉めてくれた。
からかわれていたのかもしれないけれど、ちょっとだけ嬉しかった。
私は苦笑いで会釈してその場を去った。…ごめんね、「有難う」って言えなくて。
1人相手なら言えたかもしれないけど、7人もいて怖かったんだよ…。
中途半端にいい話で御免。
KOF98対戦が盛り上がっていた頃。その時ゲーセンは人も少なく、
KOF98をのんびりCPUで遊んでいたら、ゲーマー風の男性に乱入される。
「参ったなぁ…。」
私は一人、心の奥でつぶやいた。
新作で対戦台だから入られるのは当たり前。
しかしどうにもヘボプレイヤーな私には人が少ない時間帯を選んで、
CPUでこっそり練習するしかなかった。
普段から女性プレイヤーという事や、プレイスタイルも馬鹿みたいに
飛び込んだりするのでカモられたりする事が多かった。
たまに勝っても台を蹴られたり、大きな声で向こうから
罵声をあびせられる事もしばしば。
すると後ろから、「ネーちゃん頑張れ!」という声が。
ふと振り向くと特攻服を来たお兄ちゃんが応援してくれていた。
応援の甲斐もあってか、その日は珍しく2勝1敗。
席を立つと、「すげーなネーちゃん、オレより上手いじゃん。」
「投げキャラばっかで渋いじゃん。」と口々に誉めてくれた。
からかわれていたのかもしれないけれど、ちょっとだけ嬉しかった。
私は苦笑いで会釈してその場を去った。…ごめんね、「有難う」って言えなくて。
1人相手なら言えたかもしれないけど、7人もいて怖かったんだよ…。
中途半端にいい話で御免。
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