486:名無しさん : 2015/01/15(木)00:16:26 ID: ID:WK7
昔、友達が借金をこじらせて、自分のアパートに転がりこんできた。
正直邪魔だったが、半年の期間で出ていく事を条件に了承した。
半年の間、昼間はサラリーマン・夜はコンビニバイトで
寝る間を惜しんで働く姿は
友達ながら尊敬する位だった。

半年たったが引越資金は無かった。
友達は「約束は守る」と宛先も言わずに出ていった。
その時、友達の荷物に三十万円入れた封筒と
簡単な手紙をこっそり入れておいた。

連絡は途絶え、自分は彼女が出来て引越などして完全に疎遠になった。
彼女と結婚前提の同棲をしてた時、友達が突然平日の昼間に訪れた。
自分は仕事中で会う事ができなかった。
応対した彼女が言うには、友達は小包を渡してきて
「○○(俺)に渡して下さい」と言って足早に帰って行ったそうだ。
小包の中には、十万の束が十束で輪ゴムで括ってあるのが三つ。
三百万と手紙が入ってた。
手紙には、
「あの時、○○が金を包んでくれた事で助かった、
 顔を見たかったが時間がないので手紙で御免。あと約束の十倍返し」

「十倍にして返してね。
 まぁ、十倍返しできなかったら別にいいから、元気でね」
と俺が冗談で書いた手紙を、友達は本当に実行した。
おいおい、お前、半沢直樹かよ。


488:名無しさん : 2015/01/15(木)00:37:45 ID: ID:WK7
三十万を抜いた残り270万円は貯金。
友達が金に困ったら貸そうとおもう。
元気で何よりだが、
俺はコンビニの廃棄食材と大五郎で宴会する事ができなかった。
寂しい。
連絡先位知りたかった。
結婚式も招待したかった。
借金の理由すら知らない。
ちょっと変わってる奴だったな。