584 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:2018/11/14(水)20:48:19 ID:joZ
昔の話、初めての小学校の運動会で母がどんな弁当作ってくれるかが私と同学年の弟の楽しみだった
母はお弁当屋さんやっておりとびっきりのお弁当作るからねと張り切り弟も「じゃあ僕もかけっこで一番になるぞ!」と盛り上がってた
弟はかけっこで一番になりウキウキ気分でお弁当の時間を楽しみにしていた
そしてお弁当の時間、母が作ったお弁当は普段お弁当屋で作っている一番安いメニューと全く同じで(時々夕飯代わりに余ったのを持って帰ってきた)しかもお弁当箱はそのまま店のプラスチック容器を使っていて途端に弟のテンションが「え、これ…」みたいな感じで下がった
弟は「何がとびっきりなの」と泣きそうな顔で母に聞くと「いつもの3倍の玉子焼きで唐揚げも特上なのよ」と答える
とうとう弟は「こんなのいらないよ!」と泣いてしまい母の笑顔が消え最悪の思い出となった
この頃の私はせっかく母が作ってくれたんだからと母を擁護し弟を窘めたが、
成長して子供も生まれ親になると考えが変わり弟の気持ちを理解しあれは母が悪かったなと思うようになった、そりゃ大事なイベントの日に楽しみにしてるお弁当が普段作ってるものの使い回しの上にプラスチック容器じゃ文句言いたくなるわ
高校生の頃に母のお弁当屋手伝ったが食材はあらかじめ業者が調理したのを盛り付けるだけで母が言った3倍の玉子焼きも特上の唐揚げもなんら変わりないものだった
この一件は最悪ではあったが家族関係は母私弟と良好ではある、弟の気持ちが理解できるようになった今は子供を悲しませないお弁当を心がけている