663 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:04/04/28 00:26 ID:Y0kkgeIs
一昨年の夏、体調を崩して実家に帰り、病院に入院した。
入院して3日目、17年の付き合いの幼馴染Tが見舞いに来た。

Tと私は小さい頃から仲がよく、大学(Tは専門)進学で一緒に上京するほどだった。
しかしいつしかTの遅刻癖や男関係がだらしないところが目に付くようになり、
「専門やめて実家帰る」と言われたときも止めなかったし、手伝いにも行かなかった。
心のどこかでTの選択をバカにしてたんだと思う。

で、久々に会ったわけだが、「いくら本があってもA(私)は暇だろうと思って」と
ブックオフで金田一の漫画を20冊買って来てくれていた。
そして、食欲のなかった私を食堂に連れて行き、ホットケーキを奢ってくれた。
そして退院するまでの残り1週間、毎日時間を作って話しに来てくれた。

そして私は退院し、大学のある街へ戻った。
Tは「やっぱAと会えてよかった。今でもAは大事な親友だよ」とメールをくれた。
私は照れくさくて「私も久々にTに会えてよかった!」としかメールできなかった。

それからちょうど一ヵ月後、Tは自殺した。
今でもその知らせを聞いたときの動揺は体で覚えている。
あの時照れくさくても「Tは私の唯一の親友だ」って素直に返事を返せばよかった。
通夜ではあんまり泣けなかった。4時間近く廊下で放心していた。
次の日授業に戻る機内で小さくなる地元を見ながらめちゃくちゃに泣いた。
もうすぐ2年経つけど、昔Tがくれたおまもりをいつも持ち歩いている。