446 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/10/19 21:03
俺が体験した話しじゃないけど、すでに他界してるばあちゃんから聞いた話し。
ばあちゃんの両親(つまり、俺のひいじいちゃんと、ひいばあちゃん)は、とても仲むつまじかったそうだけど、
ひいじいちゃんが、先に旅立ってしまった。
その後、ひいばあちゃんは長生きしてくれたらしいんだけど、88歳で天寿を全うした。
病院の一室で、家族に見守られながら、息を引き取る直前、
「あ……あなた」
と、天井に手を伸ばして微笑んだまま、静かに、静かに目を閉じたそうだ。
その時、窓際の花瓶に飾ってあった花がハラリとほどけて、
ひいばあちゃんの髪の毛に舞い落ちた。
その時、ばあちゃんは確かに、ひいじいちゃんの気配を感じたそうだ。
「人生で一番愛した人の最期を、化粧で飾ってくれたんだろうねぇ」
そうつぶやいた時のばあちゃんの、あの、嬉しいような、寂しいような、
くしゃくしゃの笑顔が忘れられない。
多分、ばあちゃんも、じいちゃんと天国で楽しくやってんだろうなぁ。