407 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:04/05/15 03:23 ID:psrVsB6Z
小さいころ、お姫様と王子様が登場して恋をするおとぎ話が大好きだった。
寝る前にいつも母におとぎ話をせがんでいたけれど、ネタが尽きたのか
母はいつからか、自分のお話をしてくれるようになった。
ある晩母が一度だけ話してくれた、初恋の幼馴染の男の子の話はとてもよく覚えている。
父と出会うよりもずーっと昔にあった、母の小さな初恋。
母が女の子同士の秘密を打ち明けてくれたみたいで、とても嬉しかった。
口止めされたわけでもないけれど、私はずっと、秘密を守ってきた。
今でも私がそのお話を覚えているなんて、母は思いもよらないだろう。