354 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:2001/03/14(水) 20:52
父方のおじいちゃんの話。
2年くらい病院で寝たきりでした。数多い孫の中でも一人で見舞いに行ってたのは、
初内孫の私だけでした。
「不器用で愛情表現のへたな人だった」っておばさん(娘)連中は言うけど、
私はホントに可愛がってくれました。(他の孫がねたむくらい…)

おじいちゃんが亡くなって、自宅で葬儀の準備をしていた時、おじが
「受付のテントを張るのが邪魔だ」と言って、おじいちゃんが植えた梅の木を
勝手に切ってしまいました。「どうせ枯れ木だ」とか言って。
(梅の木って植えた人と寿命が一緒だそうですね。
その頃はもう、ホント枯れかかっていました)
買い物に行っていて私は留守でした。私がその木を大事にしてるのはみんな知ってました。
おじいちゃんの植えた木だったから…
泣きました。大泣きして、おじが許せなくて、でも文句も言えなくて、
ひたすら泣きました。

その夜、おじいちゃんが私の部屋に来ました。
私の部屋は玄関を入ってすぐの所ですが、部屋の入り口に立って、
もと梅ノ木があった方を向いて立っていました。
生前と同じ、大島紬のいい着物を着て(おしゃれさんだったんです、おじいちゃんて)
なんだか寂しそうに、無言で立っていました。
葬儀の前日で、親戚が沢山うちに泊まっていた関係で、部屋には妹や母も寝ていましたが
気付いたのは私だけでした。
悲しかったけど、おじいちゃんが来てくれて嬉しかったなぁ…。
「あ、おじいちゃんも切って欲しくなかったんだ」
って分かっただけでも、なんだか嬉しかった。
その後、その切った張本人は、おじいちゃんの娘の婿の癖に「遺産分割しろ!」で大騒ぎ。
直後、会社をリストラされたそうです。
…おじいちゃん、手ぬるいよ(笑)

初めてで長文、すいません。

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