73 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:04/02/19 01:29 ID:dwrq5w8r
7歳の時、ゾイドが流行っていた。
その年の誕生日、いつもは両親がプレゼントを買ってくれるんだが、その年に限って
祖母と買いに行くことになった。
もちろん、目当てはゾイド。しかもCMでやってるような(子供心に)カッコいいやつ。

おもちゃ屋に着き、祖母とゾイドを物色していると、CMで見た1万円くらいするすごいのがあった。
折れはそれが欲しかったが、6歳のガキにそれは高すぎる。
祖母もそう思ったのか、違うのを勧めてきた。
で、周りを見ると、その1万円くらいするやつのパッケージと同じパッケージの物が、2000円くらいで売っていた。
6歳の折れは、それがてっきり1万円くらいするやつの小型版だと思い、それを購入した。

そして意気揚揚と家に帰り、プレゼントを空けてみた。
中から出てきたのは、1万円するやつ専用のパワーアップキットみたいなやつだった。
大砲が大きくできるようになってたり、足や腕のパーツを付け替えたりするやつだった。
もちろん、それだけでは何の意味もない。

それに気付いた折れは号泣し、祖母に当った。
しかし、すでに65くらいだった祖母にそんな違いはわかるはずもなく、申し訳なさそうに折れをあやすだけっだった。
そこへ、3つ年上の兄が帰ってきた。
そして、折れが間違えて買ったプレゼントを見るなり、「こんなもん買ってバカじゃねーの?」と言い放った。
折れはさらに号泣。

それ以降、そのプレゼントは押入れの奥の方へ追いやられ、2度と日の目を見ることはなかった。
辛い誕生日だった。
今思い出してもせつない。ばーちゃん、ごめんよ。

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