516 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:03/08/11 15:51 ID:igdzCCVj
ちょっと頑固な親父のいるラーメン屋で。
最近の名店ってやつは「俺はラーメンの達人だ」みたいな客が多くて、異様
に静かでさ、みんな眉間にしわを寄せちゃったりしてるんだよね。
で、ムスっとした顔の親父とラーメン道達人みたいな客の殺伐とした中に、
ちょっと不似合いな小学校低学年くらいの少年とその親父が入ってきた。
で、その少年、一口ラーメンを食った瞬間「美味しい!すげぇ美味しい!」と。
それからも夢中になってラーメンをすすっちゃあ「俺、しあわせだぁ~」。
初めは「うっせぇな」くらいしか思ってなかったんだけど、なんか俺のラーメン
まで美味い気がしてきた。
いつもなら客の私語を平気で怒鳴りつける店主も、なぜかソイツには何も
言わない。
で、最後までがっつくように食ってた少年、最後に店を出る時に店主に一礼
して「とっても美味しかったです!ごちそうさまでした」と出て行った。
店の外から「俺、この味一生忘れないよ!」と興奮した声が聞こえた時、
頑固店主がニヤリとしたのを俺は見逃さなかった。

その日のラーメンは俺にとっても最高に美味いラーメンだった。
素直な感性に触れて、世の中まだまだ捨てたもんじゃないな、と思った。





  1. クラスの可愛い子のスク水の臭い嗅いだ結果。。。
  2. 庭に水撒きをしてたらTシャツ&ショーパンの若い娘が通りかかったので・・・
  3. 看護士の女性陣と合コンやった結果を報告するッ!!
  4. 東北(新潟、青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島)に行って驚いたこと
  5. よく行く映画館のフードコートにいるいかにも ホームレスみたいな人にはお金あげてる