74 :名無し物書き@推敲中? :02/03/04 16:45
僕の友達が事故で亡くなったんです。本当に、突然のことで、何が何だか
わかんなくて涙なんか出ませんでした。
葬式にはクラスのみんなや友達がたくさん来てました。友達は遺影の中で
笑ってました。いつも僕に見せていてくれた笑顔です。それを見てたら自然と
涙が頬を伝っていました。それが口まで流れてきて、しょっぱいなって思って
それで自分が涙を流しているんだと気付いたんです。僕はいたたまれなくなって
葬式の会場を飛び出していました。
次の日、僕はパソコンのメールをチェックしました。そこにはあの亡くなった
友達からのメールが届いていました。日付を確認すると事故の日でした。
僕は何だかドキドキして、メールを開きました。すると
「あさってに、いつも学校帰りで通る公園で待ってるから。午後5時にね。
遅れるなよ」
と書いてありました。何でわざわざメールで?と思いましたが、何か不思議な
力が働いたような気分でした。実はその日は僕の誕生日で親と出かけることに
なっていたのです。車に乗って高速道路を使い、隣の県に住むおじいちゃんの
家に行くことになっていたのです。
僕はおじいちゃんに電話をし、今日は行けないと伝え、親にも今日は用事が
あると言いました。そしておじいちゃんの家に行くのは中止になったのです。
僕は友達からのメールの通り午後5時に公園に行きました。
もちろん誰も来ません。午後5時に鳴る、公園のそばにある時計台の鐘を聞き、
僕は友達との思い出を振り返って家に帰りました。
そして家に帰ると親が血相を変えて僕に話し始めました。
「さっきニュースでやってたんだけど今日通る予定だった高速道路で玉突き事故
があったんだって。予定通りに行ってたら私たちも事故に遭ってたわね」
僕が生まれた日に、僕が死ぬのを友達が救ってくれたんだ、そう思えてきて
あのメールは今でもパソコンに保存してあります。長くなってすみません。
僕の友達が事故で亡くなったんです。本当に、突然のことで、何が何だか
わかんなくて涙なんか出ませんでした。
葬式にはクラスのみんなや友達がたくさん来てました。友達は遺影の中で
笑ってました。いつも僕に見せていてくれた笑顔です。それを見てたら自然と
涙が頬を伝っていました。それが口まで流れてきて、しょっぱいなって思って
それで自分が涙を流しているんだと気付いたんです。僕はいたたまれなくなって
葬式の会場を飛び出していました。
次の日、僕はパソコンのメールをチェックしました。そこにはあの亡くなった
友達からのメールが届いていました。日付を確認すると事故の日でした。
僕は何だかドキドキして、メールを開きました。すると
「あさってに、いつも学校帰りで通る公園で待ってるから。午後5時にね。
遅れるなよ」
と書いてありました。何でわざわざメールで?と思いましたが、何か不思議な
力が働いたような気分でした。実はその日は僕の誕生日で親と出かけることに
なっていたのです。車に乗って高速道路を使い、隣の県に住むおじいちゃんの
家に行くことになっていたのです。
僕はおじいちゃんに電話をし、今日は行けないと伝え、親にも今日は用事が
あると言いました。そしておじいちゃんの家に行くのは中止になったのです。
僕は友達からのメールの通り午後5時に公園に行きました。
もちろん誰も来ません。午後5時に鳴る、公園のそばにある時計台の鐘を聞き、
僕は友達との思い出を振り返って家に帰りました。
そして家に帰ると親が血相を変えて僕に話し始めました。
「さっきニュースでやってたんだけど今日通る予定だった高速道路で玉突き事故
があったんだって。予定通りに行ってたら私たちも事故に遭ってたわね」
僕が生まれた日に、僕が死ぬのを友達が救ってくれたんだ、そう思えてきて
あのメールは今でもパソコンに保存してあります。長くなってすみません。