138 名前:ゲームセンター名無し[sage] 投稿日:02/03/13(水) 23:46 ID:HG02xnmB
ちょっと昔の話。

当時、バーチャロンの新作、オラトリオ・タングラムというゲーム(以下オラタン)が出て数ヶ月。
そこそこ腕に覚えのある俺は、地元のゲーセンで対戦ばっかりやってた。
俺が愛用していたのはライデン。一撃が大きい代わりに、動きが重たい機体。
でもって、近接戦闘メイン。普通のライデンはデカい一撃を当てる事が仕事。
でも、俺は近接メイン。当然負ける事もあるが、それはそれで仕方なかった。

ある日、ちょっと見慣れない人がオラタンやってた。使っていたのは俺と同じライデン。
暫く見ていると、結構上手い感じ。これは好敵手現るか、という事で乱入。
当然、俺は近接メイン。だけど相手は一発をブチ当てる事が凄く上手い人だった。1戦目敗北。
2戦目、相手は俺の動きを察してくれたらしく、近接に付き合ってくれた。お陰で2戦目勝利。
3戦目、どうやら相手は本気になったようだ。レーザーをバシバシ当ててくる。
俺はヤバいと思って、スタートボタンを押した。

知らない人の為に説明。ライデンは、ジャンプ中にスタートボタンを押すことにより、
アーマーを脱ぎ、信じられないような機動力を手に入れる。その代わり、体力は1/10に。
これは賭けだった。けど、普段からこういう事ばっかりやっているので、別に慣れたモンだった。

突如、相手のライデンもアーマーを脱いだ。体力は半分以上残っていたのに。
俺に付き合ってくれるのか、そう思った。何か嬉しかった。
当然、相手もさるもの、非常に上手い。扱い切れない程の機動力をいとも簡単に自分のものにしていた。
けど、俺だって負けてられない。気合と根性で頑張る。
体力が1/10になり、また一発の大きいライデンは、当然一発当てれば即死亡。
お互いがそんな状況で攻める中、俺の近接がヒット。俺の勝ちだった。

その後、その人はもう一度乱入、今度は完全にやられた。ストレートで負けた。
けど、何か嬉しかった。そんだけ。