103 名前:ゲームセンター名無し[] 投稿日:02/03/07(木) 11:58 ID:ZgMv9IGM [1/3]
初めてこのスレにカキコします。
高校の頃住んでいた街のゲーセンでは、新作格ゲーが出るたびに、
大会を開いていました。市内のゲーセンで格ゲーやってる高校生(1部中学生)
による、ちょっとしたお祭りのような感じでとても盛り上がったのを覚えています。
私もヘタレながら一格ゲーマーとして、よく大会に参加していました。
私の友人のNは隣町の高校に通っているので、
いつも地元のゲーセンよりも早く入荷した格ゲーで練習を積んでいて、
仲間内ではいつも腕前で一歩リードした感じでした。
その日はストゼロ2大会で、しかもゲーセンの店長が奮発したらしく賞品がプレステでした。
そのウワサを聞きつけて、いつもの倍近い参加者とギャラリーが集まって、
いつものゲーセンがものすごい熱気に包まれていました。
私は使用していたキャラ(アドン)が強かったのもあり、途中何度も苦戦しながらなんとか決勝まで進みました。
友人のNも参加していて、彼のチュンリが準決勝でリュウと戦っていました。
彼のチュンリとは何度か対戦していましたが、かなり強くて、数えるほどしか勝った覚えがありませんでした。
「きっと、決勝ではNのチュンリとだな・・・勝てるだろうか・・・?」
そう思いながら、緊張で乾いた喉を潤そうとジュースを買いに、対戦台から少しの間離れていると、
突如「おおー!!」と言う喚声が上がりました。Nのチュンリがリュウに負けたのです。


104 名前:103の続きです。[sage] 投稿日:02/03/07(木) 11:59 ID:ZgMv9IGM [2/3]
前大会の餓狼3大会優勝者のNはギャラリーの間の下馬評でも、優勝候補として考えられていたので、
かなりの番狂わせだったのです。(ちなみにその時は私はフランコ使って1回戦負けでした)
決勝が始まりました。「落ち着け。リュウ・ケンとは何度も戦ったことがあるし、あまり負けたこともない」
そう言い聞かせるものの、さすがにNを下し、決勝まで勝ち上がってきたリュウの強さはホンモノでした。
足払い合戦や対空技の応酬、起きあがりの攻防など、持てる限りをつくして戦いました。
そして最終ラウンド、お互いの体力が拮抗し技も出尽くした頃、相手の空中竜巻で画面端へ追いつめられました。
相手の着地と同時に画面が暗転。Lv3の真空波動でバクチにくるのが分かりました。
しかし、真空波動が出ると同時に、もう一度画面が暗転。向かってくる真空波動をジャガーリボルバーで飛び越えつつ反撃し、
何とか鳥かご状態を脱出しました。
結局その時にリードした体力で何とか勝ち、大会で初めて優勝することが出来ました。
今思うと、サマーを空中オリコンで抜けつつ反撃しただけで、喚声が上がるくらいの、
あまりレベルの高い大会とは言えませんでしたが、大会後日に賞品のプレステを抱えつつ、
照れくさそうにうつむく自分の写真がゲーセンの壁に貼られているのを観て、何とも言えない充実感に胸がいっぱいになりました。
今もその時のプレステがウチでは現役で稼働しています。


106 名前:104の続きです。(最後です)[sage] 投稿日:02/03/07(木) 12:13 ID:ZgMv9IGM [3/3]
(オマケ)
その後、当時地域1番の私立DQN校に通っていた私のクラスメイトが、
塗装系の少々危ないお薬で前後不覚になっていたらしく、
何を思ったか、ただゲーをやろうと、大会が開かれたゲーセンにある筐体の鍵穴に、
ドライバーをつっこみ、店員に110番通報されるという、大変ほほえましい事件がありました。
当然、加害者と同時に学校の担任も呼び出されました。
ドキュ校ですが私立なので校則は厳しく、ゲーセンに行くのも禁止なのに、
ましてそんな事件を起こそうモノなら退学モノです。
しかし、彼の親御さんによる必死の謝罪で彼はなんとか退学を免れました。
さらに後日私は担任に呼び出され、校則破りの罰として「強制丸刈り」の刑を言い渡されました。
私は身に覚えが無かったのですが、
どうやら担任はしっかりとゲーセンに貼られたプレステを抱えた私の写真を、
ゲーセンに謝罪にいく際に観ていたようです。
もうね・・・バカかと、アホかと・・・