199 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:02/12/16(月) 16:10 ID:T9ickWrU
数年前、家の前の坂道で自転車に乗った高校生が派手にこけ、自転車も大破し本人も
擦り傷切り傷で血塗れになっていた。
家に連れて帰って治療し、自転車も乗れなくなっていたので車庫に止めさせその子を送っていくことになった。
その子を助手席に乗せて「家はどこ?」と聞くが「○○の方へ行ってください」としか答えてくれない。
でもその子は足をひねったらしく、引きずらなくては歩けない状態。
「そんな足じゃ家まで辛いよ、ちゃんと送るから」と言って何とか聞き出したのは「○○施設」
その瞬間、私は自分の言葉がどれほどその子を傷つけてしまったかと思い涙が出た。
「お父さんかお母さん呼ぶ?」「家の人と一緒に自転車取りにおいで」「家に連絡したほうがいい?」
その子は頷かなかったのではなく、頷けなかったんだ。
施設の前で彼を下ろし、「気づかなくてごめんね。自転車はいつでも良いよ、何だったら私が持ってくるから
心配しないで。これが私の連絡先」と自宅の住所とtel番号と携帯の番号を教えた。
その子は深々と頭を下げていき、次の日には車庫にあった自転車も無くなっていた。
それから3年ほどたって、家に青年がやってきた。
あの時の高校生だった。
「あの時はありがとうございました。僕、働きだしたので・・・やっとお礼が出来ます」と。
暖かい気持ちをどうもありがとう。
お姉さん号泣しました。ありがとう。