106 名前:ゲームセンター名無し[] 投稿日:02/06/30(日) 04:00 ID:JifplMK6 [1/4]
ゲーセン仲間で、いつも一緒にDDRをやってる仲の良いカップルがいた。
ある日、いつものゲーセンに行ってみたら
そのカップルの彼女だけ、ひとりでポツンといるではないか。
いつも彼と一緒なので珍しいことであった。
彼女は訳ありげな寂しそうな表情だったので「彼氏は?」と
聞いてみたところ、数日前彼氏から
「他に好きな女が出来たので別れて欲しい」と言われたのだという。

彼のことが大好きだから自分も彼の為に綺麗になろうと
ダイエットしたり、そもそも本当はゲーム嫌いなのに、
彼が大ハマリしてるから自分も好きになれれば、
と毎日のように一緒にゲーセンに来ていたのに
それらの努力が報われないなんて。

等、最後の方は半ベソになって彼女は語った。

(続く)


107 名前:106[] 投稿日:02/06/30(日) 04:01 ID:JifplMK6 [2/4]
語り終えたその彼女は「ねえ、あれやろうよ」と指差した。
指の向こうには短冊が下がった笹。そう、そろそろ七夕。
ゲーセンがサービスで「皆様の願いを短冊に書いて下さい」と
店内に置いたものだった。
彼女が吊るした短冊には

「まだ彼と一緒にいられますように」

僕はそれを見て思わず涙が出そうになった。
頼むから願いを叶えてやってくれよ、心からそう思った。


108 名前:106[] 投稿日:02/06/30(日) 04:02 ID:JifplMK6 [3/4]
…三日後、その彼女から「飲まない?」と電話が入った。
失恋の悲しみを慰めてくれ、ということだろうな、
と思って行ったら
彼女は見事に立ち直っており

「あんな男、こっちから切ってやるわ~」

と中ジョッキ片手にワハハと笑っていた。

女って強いな~。