788 名前:大人になった名無しさん[sage] 投稿日:2007/07/05(木) 22:48:08
小学4年の時の思い出。
当時の仲良しグループの中の一人がある日突然転校することになった。
その話を先生から聞いて、理由を本人のA君から問いただした。
理由は所謂家庭の事情というやつで、父子家庭だったA君の父親が再婚し、
結婚相手の連れ子と新しい家庭を築く為にA君だけ祖父母の所に
引き取られることになったらしい。
その経緯を仲間の前で涙ぐみながら話してくれたA君を見て、
子供ながらに「なんて大人は勝手なんだ!」と憤りを感じた。
そして、俺達でA君をなんとか助けよう!大人はあてにならない!
とその場にいた友達4人でA君救出作戦が開始された。
そこで話し合いの結果、A君を父親と一緒に住まわせるには法律の力に
頼るしかないという結論に達した。
法律といえば図書館だ、ということでA君を含めた5人で近所の図書館に向かった。
顔なじみの受付のちょっと可愛いお姉さんに「法律の本はどこにありますか?」
と質問して「あそこのコーナーだよ。どうしたの?みんな恐い顔して」
「ちょっと、ね」4人は真剣そのものだった。A君は少し申し訳なさそうにしていた。
早速みんなで手分けして分厚い本を読み漁るのだが、所詮小学生に理解出来る訳がなかった。
それでもA君を助けたい一心で、なんかいい法律はないかと探した。
結局何の進展もないまま閉館の時間がきて、それぞれ家路につくことに。
みんながっかりしながらトボトボと歩いていたが、A君が
「ありがとう。じいちゃんばあちゃんと仲良くやっていくから大丈夫」
と精一杯の笑顔を見せて言ったので、みんな泣いた。A君も泣いた。
今思えば、法律の本を見てどうするつもりだったんだろうと思うけど、
そのときは本気でなんとかなると思っていたなぁ。

若い頃は本当に美人で働き者で、 いろんなところから嫁に来てくれという話がひっきりなしだった。