785 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2006/03/31(金) 00:19:40 ID:OsdaZ7eR
私の両親の実家が同じ市内にあったため、田舎がない。
父の実家なんて徒歩20分と近い場所になる。
小・中学生の頃、夏休みになると友達は地方の田舎に行ったりするのに
うちは田舎ないから地方に出かけたりもしたことないし、
親戚同士家が近いから何かっていうとみんなで集まるのが嫌だった。
大人が集まると大抵私の噂話になるし、両方のおじいちゃんが
私が生まれる前に亡くなってたのもあって、その分おばあちゃんが
ことあるごとに洋服買ってくれたり、いろんなもの買ってくれたり
正直そういうのさえウザかった時期があった。
周りから「大きくなったのにまだおばあちゃんっ子?」と思われたくなかった。
高校受験で推薦で受けた高校に受かって親戚一同喜んでくれたけど
メッチャ遠いし行きたい高校じゃなかったから、お祝いの電話がきても
「あ~はいはい、ありがとうございます」って感じだった。

高校の入学式の日、口から心臓が飛び出そうなほど緊張して眠れなかった。
なのに早朝5時に父方のおばあちゃんが
「○○ちゃんに渡したいものがあるから今すぐ取りに来て」
と叔父さんを通じて電話がかかってきた。
その日の私は緊張でピリピリしていて、なんでこんな早朝に?
そんなの入学式終わってからだっていいじゃん?と怒った。
母が「おばあちゃんが言うんだから」って車で速攻
取りに行ったのも、こんな時に!と思って腹立たしかった。
でも、母がおばあちゃんちから持ち帰ってきたものは、
昭和っぽい古いデザインの小さ目の重箱に入った、
おばあちゃん手作りのお赤飯だった。
おばあちゃん、入学式だと知って夜中に餅米やら小豆を準備し
わざわざ朝早くから時間かけてセイロで蒸してくれたらしい。
(炊飯器の使い方わからないから)
もうそのお赤飯見た瞬間大泣きして涙が止まらなかった。
おばあちゃんウザイなんて思ってごめんなさい。
それ以来、お赤飯見るたびに思い出す。