504 名前:その1[sage] 投稿日:02/11/06(水) 18:05 ID:zkWc9/U8 [1/2]
喜んでるからこそ会いに来てくれてそして引き寄せてくれてるんだよね。
お葬式には出られなかったかもしれないが
十分孝行孫だよ~。

私は十分孝行しないで祖父を亡くしました。
祖父は小さい頃の高熱が元で耳が聞こえず会話が出来ませんでした。
いや。孫の私達には出来ないと思いこんでいました。
これのせいで戦争にも行けず周りの人には馬鹿にされていたので
気の強い祖父で80過ぎても仕事をしていました。この賃金で離れて暮らしている
孫の私が毎年夏に会いに行くといつもお小遣をくれました。
「もういい年なんだからお小遣は要らないよ!」っていうと
叔母達が「お小遣を貰うのも孝行だよ」と言ってくれて有りがたく頂いてました。

有る夏の日祖父が叔母に「孫達にお寿司をご馳走するからその店まで連れて
行ってくれ」と言って「お寿司を」買ってきてくれました。
そのお寿司は「稲荷寿司」と「干瓢の海苔巻」でした。
その店の寿司は決して美味しい物ではなくただただ甘く濃い味付けのものでした。
何も判らない若い従姉妹は「なんだ~。こんなの御寿司じゃないよ~。大トロが
食べたい~」と聞こえないと思い言いました。







505 名前:その2[sage] 投稿日:02/11/06(水) 18:06 ID:zkWc9/U8 [2/2]
でも耳は聞こえずとも判っていたんですね。祖父はとても悲しそうな顔をしました。
私はそれに気付いて「おじいちゃんここのお稲荷さん美味しいね~」と
無理にでも沢山食べました。そしたら祖父は「んっま?。んっま?(旨いか?)」と
ニコニコ笑って私と会話を始めました。
祖父の幼い頃にはお祭りやお盆の時にこの寿司を食べるのが一番の贅沢だった事。
たまたまTVでやっていたクイズの大きいワラジは馬に取り付ける物だと言う事。
もう湯水が溢れ出るかの如く話しが尽きる事がありませんでした。
まるで外国の人と話しをする様に祖父の話を解読しながら
不覚にも涙がこぼれました。祖父はずっとこんな風に孫と会話をしたかったのだと…。
それを私達は会話が出来ない物と思いこみこの思いをずっと無視してきたのだと。

叔母や伯父のきちんとした健康管理のお陰で大病もしないで
祖父は96才の天寿をまっとうしました。
今、母の長期入院の為お墓参りも行けない状態です。
こんな孫でもおじいちゃんはニコニコといつもの笑顔で見守ってくれてるかな?
私はおじいちゃんから貰った最後のお小遣をお守りにしてるんだよ。

つまらない話し&長文失礼しました。


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