516 名前:名無しの心子知らず[] 投稿日:02/05/01(水) 20:51 ID:SshUOvEW [2/2]
二人目の息子を出産のため、近所の病院に入院中の出来事です。
ある晩廊下をはさんで婦人科に入院なさっている方が
生死の境をさまよっているようでした。
いつもは開け放たれている各部屋のドアもこのときは閉められ
3時間ごとの授乳もとても気が重いものとなっていました。
深夜の授乳を済ませ皆寝静まった頃その方がお亡くなりになってしまい、
その廊下に娘さんの「ママ!ママッ!だめよ!まだだめ!」という
必痛な呼びかけと嗚咽の声だけが響いていました。
まさに廊下一つで生と死をはさんでいる状況でした。
私はそのとき自分がもう簡単に死んではいけないのだと痛感しました。
私はすぐにベッドから起き出して公衆電話に向かい自宅に残してきた
もうとっくに寝てしまった長男の様子を聞きながら号泣してしまいました。
二人目の息子を出産のため、近所の病院に入院中の出来事です。
ある晩廊下をはさんで婦人科に入院なさっている方が
生死の境をさまよっているようでした。
いつもは開け放たれている各部屋のドアもこのときは閉められ
3時間ごとの授乳もとても気が重いものとなっていました。
深夜の授乳を済ませ皆寝静まった頃その方がお亡くなりになってしまい、
その廊下に娘さんの「ママ!ママッ!だめよ!まだだめ!」という
必痛な呼びかけと嗚咽の声だけが響いていました。
まさに廊下一つで生と死をはさんでいる状況でした。
私はそのとき自分がもう簡単に死んではいけないのだと痛感しました。
私はすぐにベッドから起き出して公衆電話に向かい自宅に残してきた
もうとっくに寝てしまった長男の様子を聞きながら号泣してしまいました。