691 名前:名無しさん@どーでもいいことだが。[] 投稿日:2000/11/21(火) 04:03
今日、家に帰るのが遅くなり、最寄の駅に着いたのが11時を過ぎた。
迎えを呼んで待っている間、駅のベンチの方に行くと、20歳前くらいの
女の子が立っていた。
寒かったので、人気はなく、私はごついコート姿だったが、彼女は薄着で
鼻が赤かった。何気なくそれを見て通りすぎると、にゃあにゃあと子猫声
がする。
振り向くと、彼女はきじ猫を抱いている。
凄く可愛い、目のくるくるした子で、にゃあにゃあ言っている。
思わず話しかけると、寒さで肩を竦めながら、恥ずかしそうに拾ったのだと
返事が。(話しかけた自分もちょっと今考えるとずうずうしいというか…き
っと怖かったであろうと…)
大丈夫かとつい尋ねると、友達の家を数軒電話で当ってみて、飼ってくれる
子が見付かったので、それを待っているとのお返事。
うわー、なんかいい話ー、感動したーと思いつつ、長々相手してるのも悪い
かなと思って、それでもあんまり寒そうにしてるので、ついお節介で缶のコ
ーヒーを一個買って渡してから離れていると、彼女のお友達の男の子登場。
「うわ、めっちゃかわいい」「俺ん家の子だー」とかはしゃぎながら二人が
去り際にちょっとぺこっと頭を下げられて、凄くいい気持ちになりました…。
残業の疲れも吹っ飛んだ。猫も、女の子も、お友達も可愛かった。
よかった、いい人に飼われて、にゃんこ。





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