567 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2005/11/30(水) 15:41:21 ID:KX5DSfUj
海外留学中のこと。
まだ現地に着いて数日も経たないある日、友達の家に遊びに行ったはいいけど
自分のホームステイ先の住所を書いたメモを家に忘れてしまっていた事に
友達と分かれてから気付いた・・・。友達の家に戻る道も分からなくなっちゃったし
バス停で途方にくれていた。

するとそこに1台のバスが止まった。確か20分前くらいにもここを通ったバス。
でもこのバスはうちの方面を通らないバスだって事は車体を見れば分かったし、回送だったので
乗らずにいると、運転手さんがドアを開けて「君、さっきからここにいるけどどうしたの?」
って声を掛けてくれた。
事情を話すと「送っていくから乗りなさい」と言ってくれた。
お言葉に甘えて乗せてもらったものの、私はアバウトな地域名と家の外観しか覚えていない。
それでも運転手さんは「OK、大丈夫だ。必ず家まで送るから心配するな」と言って
一緒に家を探してくれた。小一時間走り回った末、やっと我がホームステイ先発見!

何度も何度もお礼を言って、バスの最大運賃の倍を払おうとしたら運転手さんは
「お金なんて要らないよ。わざわざ日本からこの国に勉強に来てくれた事が俺は嬉しいんだ。
でも、次からはちゃんと住所を書いて携帯するんだよ。危ないからね」
と言って、受け取らなかった。

ホントありがたくて泣きそうだった。名前は分かったので、後日そのバスの営業所に
彼宛ての手紙とささやかなプレゼントを送った。
あの運転手さん、元気かなぁ。

英語で紹介する日本―オールカラー