775 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/12(水) 22:41:25 ID:mJJlvglQ
もう10年以上前、初めて電車で塾に行って、帰りも行きと同じ電車に乗ってしまった。
つまり逆走。次の駅で聞いたことない駅名の到着アナウンスを聞いて、ぼろぼろ泣き出した。
今思えば、降りて反対車線の電車に乗ればいいだけの話なんだけど、一人で電車に乗った
こと自体初めてだったので、すっかりパニクってしまった。
すると、髪の長いお姉さんが声をかけてくれて、次の駅で降ろしてくれた。反対のホームまで
送ってくれて、家に電話までしてくれて、電車が来るまで慰めてくれた。なのに私ときたら、
小4にもなって迷子になったのが恥ずかしくて、お礼の一つも言えなかった。顔もほとんど
見なかった。唯一交わした会話は、「お姉さんはどうして電車に乗ってたの?」「学校から
帰るところだったの」っていう一言だけ。だから顔はよく覚えてない、はっきりしてるのは、
髪が長くてすごく綺麗だったこと。
もし会えたら何度でもお礼が言いたい。それができないから、迷子を見たら絶対に放っておかない
ようにしている。
就職迷子の若者たち
もう10年以上前、初めて電車で塾に行って、帰りも行きと同じ電車に乗ってしまった。
つまり逆走。次の駅で聞いたことない駅名の到着アナウンスを聞いて、ぼろぼろ泣き出した。
今思えば、降りて反対車線の電車に乗ればいいだけの話なんだけど、一人で電車に乗った
こと自体初めてだったので、すっかりパニクってしまった。
すると、髪の長いお姉さんが声をかけてくれて、次の駅で降ろしてくれた。反対のホームまで
送ってくれて、家に電話までしてくれて、電車が来るまで慰めてくれた。なのに私ときたら、
小4にもなって迷子になったのが恥ずかしくて、お礼の一つも言えなかった。顔もほとんど
見なかった。唯一交わした会話は、「お姉さんはどうして電車に乗ってたの?」「学校から
帰るところだったの」っていう一言だけ。だから顔はよく覚えてない、はっきりしてるのは、
髪が長くてすごく綺麗だったこと。
もし会えたら何度でもお礼が言いたい。それができないから、迷子を見たら絶対に放っておかない
ようにしている。
就職迷子の若者たち