468 本当にあった怖い名無し [sage] 2012/09/01(土) 21:48:47.99 ID:2kBdgf5I0 Be:
贅沢な。
幽霊に選択の余地があると思っているのか。

病院勤めの友人は看護師だ。
看護師=白衣の天使、やさしくて綺麗なお姉さんを想像するであろう
男性諸氏の浪漫を、完膚無きまでに粉砕するには忍びないが、
現実の看護師はすなわち白衣の猛女軍団である。

そんな猛女の一人である友人が、「出る」と噂の仮眠室に泊まったときのこと。
ふんごーふがーと高いびきをこいていた友人、ふと誰かにトントンと肩を叩かれて揺さぶられた。
もともと寝起きの悪い友人は、夜勤に備え安眠を妨害されたことにいたく憤激し、
「やかましい! この私の睡眠をジャマしたからには相応の覚悟があるんか貴様あぁ!」
と手を振り払い、ガバチョと布団をはねのけて起き上がったところ、そこには誰もいなかったという。
おまけに友人が仮眠室から病棟へ出勤する際にも、自分以外の誰も仮眠室で寝ていないことを知ったという。

しかし「出た」と判明しても友人の怒りは収まらず、
「あのバカ幽霊、今度また出てきたら絶対に泣かす」
「明け方のクソ忙しい時間帯に出てきたら、浣腸して穴に指突っこんでアッー! と言わせてやる」と言い、
仮眠室ではリセッシュを片手に待ち受けているが、肝心の相手は決して現れようとしないそうだ。

明け方近く&夜勤明けの看護師は、アドレナリン放出しまくりですべからく凶暴である。
幽霊諸氏よ、出るときは時と場合を選ぶようにしてくだされ。
もっとも昼に出ても「ジャマ!」の一言で粉砕されると思うんだが…。

あなたの知らない看護婦 (パラダイムノベルス 348)
あなたの知らない看護婦